「何か決定打に欠けた」クライム・ボーダー 贖罪の街 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5何か決定打に欠けた

2018年8月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

寝られる

日本未公開作ながら、フレンチ・ノワールの名作『暗黒街のふたり』のリメイクで、フォレスト・ウィテカー、ハーヴェイ・カイテル、ブレンダ・ブレッシンら豪華キャスト。
メキシコ国境と近いアメリカ南西部の砂漠の町。18年の刑期を終え、仮出所した男。全うな人生を歩もうとするが…。
因縁ある保安官の執拗な追跡。かつての犯罪仲間からの誘い。逃れられない過去の呪縛。
前科者のレッテル。
そして男は…。
全うに生きる事は出来ないのか。
題材や話は悪くない。
寂れた砂漠の町の雰囲気、役者陣も渋い熱演。
…でも、何か面白さに決定打が欠けた。

それよりどうしても気になったのは…
ウィテカー演じる主人公がムショに入ったのは、18の時。
18年の刑を終えて出てきたって事は…、全くその年齢に見えない…。

近大