「倦怠期の落とし穴」ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
倦怠期の落とし穴
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みかけは銀行強盗の噺だからボニーとクライドの映画にひっかけた邦題なのでしょうが原題はNicht mein Tag厄日です。まさに厄日、職場の銀行が襲われ人質にされてしまいます。それにしてもたった3日間で人生の歯車はハチャメチャです。常識的に考えたらこんな展開はあり得ないにもかかわらず観いってしまうのは演出の上手さでしょう。
ドイツ映画なので起承転結が巧みで先が読めない分退屈はしません、コメディなのでしょうが笑いのツボはちょっと違う気もします。最後警官隊にやられたとおもったら老人の「ナチスめ」の自虐ネタには驚きました。そういえばドイツ人なのに憧れの車がムスタングというのは何でしょう、日本車はチープの代名詞のような扱いでしたね。テーマは何だったのでしょう倦怠期でしょうか・・。
まあ、ある種大人の寓話なのでしょう。
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