「エマニュエル・ベアールが美しい」変態島 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
エマニュエル・ベアールが美しい
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「変態村」のスタッフ達が制作したらしく、この邦題なんでしょう。
原題はタイ語で「Vinyan」。意味は「怒れる魂」みたいなので、これまた酷いものです…。それとベルギーの闇三部作とは別物。
津波で遭難した子供を捜索しに行く、霞を掴みに行くような話。
それにしてもエマニュエル・ベアール、やはり美しいですね。
最初は奥さんの心が蝕まれ、感染したように徐々に旦那も蝕まれていく。
気がつくと戻るという思考がなくなり、息子を探しに島に、またその奥の島にと、どこかも分からない島へ迷い込んでしまう。
最終的には地図にも記載されていないんじゃないかとも思える島。
とうとうそこの狂気に全員呑み込まれてしまう物語でした。
ここからは少しネタバレです。
ここまでは「ミッドサマー」みたいなのですが、そのラスト。
仲間の印として裸体に泥を塗りたくられるんだけど、そこはキッズですね。
皆ここぞとばかりにパイを触りまくるのが笑えましたw
と言うか、ベアールも「マジかこいつらwもっと満遍なくこいよwww」って笑いに見えてしょうがなかったです。
最後の最後で緊張感みたいのがすっ飛んでしまった感じでした。
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