「終盤がひどい」ヒート・ストローク ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
終盤がひどい
「砂漠で助け合う」は間違いです。
砂漠では例え死体を発見したとしても、通報してはダメ。犯人と決めつけられたり、禄なことにはなりません。善行は環境によって違う。
で、本作の重要人物は声をかけるという愚行(間違い)をして殺されます。
レビューを見ると娘の軽率な行動にイライラした人が多いようですし、確かにそう思いますが、ご都合主義のありえない設定にイラっとします。
特に終盤、水を汲みに来た主人公に悪役が迫るシーンは、至近距離に計3人のも悪役がいたことになりますが、警戒しながらいきなり背後を取られるのは異常です。そもそも殺すのが目的なら忍び寄る必要はない。
さらに制作者が意図するどんでん返しを次々と仕掛けるために、敢えて一人ずつ登場させます。この一連が本当にバカらしくて、ゲンナリです。最初から3人いて この展開はない。
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