インシディアス　序章のレビュー・感想・評価

エリーズ大活躍のチャプター3、だんだん彼女が好きになってきました（笑）
物語的には薄くて退屈になりますが、エリーズを深堀りする回と思えば楽しめるかも。相棒2人との出会いも分かって、私は面白かったです。
お母さんがなかなか出てこないなーと思ってましたが、満を持して、でしたね。

やることは前作、前々作と大して変わらない。
結構びっくりして1人で椅子から飛び上がったが。笑
エリーズも自分で呼んでおいてびっくりするんだ。
そして逃げる。
1人で霊を呼ぶのはかなり危ないんじゃないか？
と、素人でもわかることだが。

序章とある通り？どうやって、3人が一緒に活動を始めるようになったかがわかる。そこ笑
服装まで決めて…そしてあの登場となるわけね。
エリーズがどこにでもいそうな人。
スペックスとタッカーが（やっぱり）大した能力がないこと。
ということも判明。

死んだ人に話しかけちゃいけないらしい。
みんなが聞いてるからね。
気をつけよう。笑

自宅で鑑賞。シリーズ三作目にしてL.ワネルがメガホンを執り、本作では(共同)製作に回った焦らしまくる今迄のJ.ワンとは違うテイストを感じた。時折、飛び上がる演出有。シリーズのお馴染み、T.フィッツパトリックの“黒衣の花嫁”との物理的な攻防が初めて描かれる。最近ちらほら見掛けるL.シェイの“エリーズ･レイニア”が出てもピンッと来ず、監督自ら演じる“スペックス”とA.サンプソンの“タッカー”のコミカルなコンビを見てシリーズを想起する。でも何と云ってもラストカットにシリーズの“顔”が控えていた。70/100点。

・原題"Insidious: Chapter 3"。一作目をリンクし補間する二作目に対し、シリーズのレギュラー陣が顔を揃える事になる出逢いを描く、一作目を遡る数年前と云う｢序章｣。終盤、畳み掛けるが如く物語が進展し、一気にクライマクッスへ突入する。観終った後、廊下や部屋、通り等の奥や片隅につい眼が行ってしまう。

・よく見るとL.シェイ演じる“エリーズ･レイニア”の"Book of Seeing"内の左頁に『ソウ』シリーズ('04～'10)のお馴染み、“ビリー”のスケッチが見てとれる。そして彼女の飼い犬の名は“ウォーレン”である──『死霊館('13)』でも描かれた謂わずと知れた実在するウォーレン夫妻に由来する。

・S.スコットの“クイン･ブレナー”がベッドでノックの遣り取りをするシーン、読んでいた本はA.バージェスの『時計じかけのオレンジ』である。亦、序盤に受けるオーディションを審査する役でJ.ワンが出ている。

・“ショーン”、“クイン”、“アレックス”の“ブレナー”一家が住む建物は、『バタフライルーム('12)』でも使われた同じロケ地を使ったらしい。

・鑑賞日：2016年２月13日(土)

　主演の女子高生クインは（ステファニー・スコット）がむちゃくちゃ可愛い。母を亡くして立ち直れないでいたため、遠くまで足を運び霊能者エリーズにお願いするのだが・・・

　父と弟とともにアパートに暮らし演劇に打ち込んでいたクイン。演劇学校のオーディションを受けるも、足がすくんで失敗してしまう。呆然となっていたところへ車が突っ込んできて瀕死の重傷を負う。一旦は死にかけたが悪霊によって蘇生し、両脚を複雑骨折して自宅療養となった。通気口から邪悪な声がするとか、隣人のばあさんも不気味だったけど、ある日亡くなってしまい、最終的には霊となってクインとエリーズを助けてくれる。

　自分が殺される番だとして、霊能力を使わないようにしていたが、クインのためだと再三チャレンジする。その時、クインの弟がネットで調べた怪しげな二人組“心霊捜査班”に頼んで自宅で準備していたのだ。タッカー（アンガス・サンプソン）は技術担当、スペックス（監督もするリー・ワネル）はブログ担当ライターだった(笑)。

　天井のひび割れ、誰もいないはずの壁からノック、不気味な足跡など、怖い要素は満載。どことなくジャパニーズホラーの影響も垣間見えるところも嬉しいところでしょうか。

面白かった面白かった。
なんというか様式美とでもいうのでしょうか、インディシアスはこうでなくっちゃ！というものをきちんと押えている感じ。
エリーズとゆかいな仲間達との出会いも描かれていて、そこも良かった。
この試練でエリーズが強くなって、無印・2へとつながっていくのだなーと。
最後がいつも通りなので、そこはちゃんと4で解決お願いしますよー！

なかなか、難しいってつくづく思う。
まあ、メジャーなスター・ウォーズあたりと
比べるといけないとは思うんだけど。
ホラーの場合はなんと言うか敵の存在が明確だから
なんか楽しみ半分って感じですから、後は
どうやってエンディングまでのプロセスを
怖がらせてくれるのか？
それだけが楽しみでしたが。

前作、前前作、に比べて造り雑じゃね？
音を使った不気味さは半減してるし
あちらの世界からクインを連れていこうとする
悪霊の姿をあまりにも長く写しすぎて
怖さ、不気味さ又々半減。

第1作の悪霊に比べて魅力減ったよなあ。
まあ、最後にちゃっかりアピールしてくれてますが
多分最後であろう第４作の登場は2017年。
次はきっちりけり付けて欲しいもんだ。

頑なに悪魔ではなく悪霊の仕業にするのが好感触のインシディアスシリーズ第三弾はゴーストバスターズ結成編。
もちろん怖いんですが、ここまでこのシリーズが来るとエリーズばあさまが寺生まれのTさん的な頼りがいがあって凄く安心して視聴できるのが心に優しい…。
いつか死ぬ、でも今じゃないってバトルシップでも聞いた台詞だけどなんか出典あんのかな。すげーわパワーオブババア快進撃。

大音量の効果音とゴーストの出現は“出る"とわかっていても、ビックリする(笑)

でもなんだろう……シリーズ化の影響か？手を繋いで連れ去られた意識を取り戻しにいくシーンに慣れてしまった。

しかも、除霊師オバサンが霊に頭突きを喰らわせたり、強い！こんだけやれるなら『インシディアス』の時はどうしたんだと思った。
ラストはしめやかに終わると見せ掛けて
『インシディアス』の赤ら顔の霊も登場して、第一作に繋がるようになっている。