ボクは坊さん。のレビュー・感想・評価
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生きること、死ぬこと
時間が合ったのでたまたま観ましたが、予想外に心に染みた良い映画でした。仏様の教えと、色んなものを抱える人々が、悩める私たちのきもちをほんの少し楽にしてくれると思いますー
四国のお寺の日常が淡々とつづられていました。 でも、見ていて、悲し...
四国のお寺の日常が淡々とつづられていました。
でも、見ていて、悲しい、嬉しい、安心した等色々な涙がでてきました。
お遍歴さんをすることにさらに興味がでました。
方言を喋んない時点で、真剣みを感じないのだが
はじめ、坊さんあるあるの映画か、ドタバタ喜劇かと思ったら違っていた。
仏教の言葉で語るのはいいのだけど、それをかみ砕いて(観ている僕を)納得させきれない。つまり、良いような言葉を使いながらも心に響かなかった。
お山(高野山)に行けば変わる、的な場面もあるが、たしかに本人は心の持ちようが変わったようだが、そうがどう変化したのか全然伝わってこない。
正直、チビノリダーが寺の跡継ぎの役でなく、濱田岳がやったらよかったんじゃないかと思う。あたふたし、思い悩み、頑固なほどぶれない実行力を演じさせるなら適役だと思うが。
チビノリダーでは、どうも軽い。
レビューから受ける印象以下の映画だった。
そもそも、愛媛で生まれ育ったチビノリダーと溝端が、方言を一つも喋んない時点でアウト。
あ、この感覚は、「サムライフ」を観終った後に感じたものと一緒だ。
自分っていい人でしょ?オーラを発散している空気と、それを冷めた目で見ている僕。
降りかかる災難に感謝?!
普段は邦画はほとんど観ないのですが救いのヒントに期待して観てみました
人があって自分があり自分があって人がある…そう思えば降りかかる災難にも感謝出来るみたいなセリフがあるんですが心に沁みましたよ
一つ一つの物語はけっこう重いです
実際の僧侶がこの映画を観たらどう思うかな?
心が洗われる
楽しいこと、辛いこと、悲しいこと、打ちひしがれること。いろんなことが人生には起きる。
この映画に描かれていることは誰でもある。
そんな映画が、全編澄んだ空気に満ち溢れている。見終わった後は、清々しい気持ちで満たされた。
内容はいたってシンプルな成長ものだけど、その中に散りばめられた笑い...
内容はいたってシンプルな成長ものだけど、その中に散りばめられた笑いと、心に染み入るセリフの一言一言でウルッとする場面もありで、バランス良く、あっという間に観終わった感じ。
まさにお坊さんの説法を聞いた感じで、「人間は生まれる前と亡くなった後が普通の状態で、生きている間はお祭りのようなもの」的なセリフが心に残った。
お坊さんも人間なんだと思ったし、お寺に対するイメージがちょっと変わったかも。
観終わった時に、心が軽く温かくなり、明日からまた頑張ろう!という気持ちになった。
一気にお遍路というのはちょっと難しいけど、一つ一つお寺を巡ってみたいし、原作には続編があるので、映画の続編を早く観てみたい!!
ほっと軽くなる映画。
お坊さんの職業ムービーだしあまり期待してませんでしたが、想像以上に良かったのでレビューしました。
内容は笑あり、涙ありで、そのバランスが絶妙で最後まで飽きることなく観ることができました。
お葬式に行ったときに感じる大切に人生を生きようと思う気持ちをふと思い出して、でも押し付けがましくなくて、ほっと心が優しくなるような映画でした!
改めて教えられる命の尊さ。心温まる〝お坊さん”ムービー。
【賛否両論チェック】
賛:〝お寺”という世界に飛び込み、様々な悩みにぶつかりながらも、悩みぬいて成長していく主人公の姿に、不思議と励まされる。命の儚さや大切さにも、自然と気がつかされる。
否:内容がどうしても説教臭くなってしまうのは、ご愛嬌か。雰囲気も極めて静かなので、眠くなりそう。
まず、それまでの自分には疎遠だった〝お寺”の世界に足を踏み入れ、奮闘する主人公の姿が、とても新鮮に映ります。お坊さん専用グッズの通販や、般若心経の着メロ等、思わずクスッと笑ってしまう描写もふんだんに盛り込まれていて、まさに目からうろこです(笑)。
そんな右も左も分からない世界の中で、それでも自分が「こうしたい!」と思ったことを、一心に行動へと起こしていく主人公の真っ直ぐな生き方と、そんな彼に次第に感化されていく周りの人々の様子に、不思議と心が元気づけられるような、そんな温かい雰囲気が漂う作品です。長老の新居田が、光円を
「弘法大師に似ているのかも知れない。」
と褒めるセリフも、何となく納得出来るような気がします。
そして忘れてはいけないのが、この作品で一貫して描かれている、〝命の儚さ”。新しい命を残し、植物状態へと陥ってしまった京子と、そんな2つの命と向き合いながら、その儚さについて否応なしに考えさせられる主人公の苦悩に、その尊さが如実に表れています。
やや説教臭い内容ではありますが、たまにはこうした作品で、人生を見つめ直してみるのも、イイかも知れませんね。
泣いて笑ってほっこりする映画
自然豊かな景色を背景に、人の生死について考えさせられる映画でした。
お坊さんという仕事も知ることができ、お遍路にいきたくなりました!
未熟なものが成長していく王道ストーリー
坊主という世界を舞台にしているが、未熟なものが成長していくという映画では王道ストーリー。
全体としては悪くない。
悪くないんだけれど、どういえばいいのか、「あ、なんだか、テレビドラマのプロローグ」みたいに思っちゃう。
主人公が踏ん切りをつけるキッカケはふたつあって、ひとつは現住職の死去。
でも、よく考えれば、主人公は高野山大学で勉強しているわけで、ちょっと一般人の生活をしてみたかった、というあたりの葛藤が希薄。
まぁ、モラトリアムには理由なんていらないのだけれどね。
で、主人公が踏ん切りをつけるもうひとつは、幼馴染の女性が、出産と同時に意識不明・昏睡に陥ってしまうとこと。
当初は、大学で学んだ内容から、この件について頭で理解しているけれども、彼女の夫が離婚を申し出るあたりから、頭での理解以上の「実践」に踏み切っていく。
このあたり、ちょっと映画としてハナシをつくりすぎではありますまいか、と思うのだけれど、ドラマ的には悪くない。
すなわち、「理解」と「実践」は異なる。
実践してこそ、理解していたことが活かされる。
そうして、成長していくわけだ。
イッセー尾形扮する檀家の長老が、ことあるごとにこの若い住職を遠目(ときには近く)からみて、進言・忠告めいたことをいうのだけれど、終盤の主人公の実践で、その言も活きてくる。
こう考えると、おやおや、映画としても、そこそこ巧いのかなぁ。
まぁ、ちょっと過剰な音楽がテレビドラマ的なんだけれども、いい出来かもしれません。
ということで、主人公の今後も観たいなぁとも思います。
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