「設定は好きなんだけど」キューティ・コップ K・Mさんの映画レビュー(感想・評価)
設定は好きなんだけど
これが名優リース・ウィザースプーンなのかというほど、精彩を欠いている。
見た目だけだが、ソフィア・ベルガラのほうが魅力的。
わめき散らすことがコメディだと勘違いしたシナリオは日本にも多そうだが、さらに下品でエゲツないとくれば酷評されて当然だろう。
まず、2人がバディを組むまでがダラダラ長い。逃亡中から話を始めたほうが良い。
旅を続けることで、小柄で実直な主人公が相棒の影響で自分のキュートさに(題名通り)気づき、相方もセクシーなだけじゃ無く優しさや思いやりが芽生えるとか、互いに感化し合い、仲を深めていくところに設定の面白さがあるはず。
しかし、実際の印象はどちらもうるさいわ展開が雑だわ、女性の観客が求める可愛らしさすら無いわで参ってしまう。
主人公のハニーになるカウボーイのほうが笑顔がチャーミングって、どうなんだよそれ。
おっさんの指が飛ぶギャグ、要らないだろ。
まあ、ソフィア・ベルガラが報道で年齢上がっていくやつは良かったけど。
なんだかなあ。
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