ザ・ヴェンジェンスのレビュー・感想・評価
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幼い頃に両親が殺された兄弟ジーとタンは自動車修理工場を営む叔父に育...
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幼い頃に両親が殺された兄弟ジーとタンは自動車修理工場を営む叔父に育てられるが、復讐心を捨てきれない兄ジーは家を出て犯罪組織の一員となり両親の仇を探し続ける。有力者の娘の誘拐を命じられたジーは任務遂行時に娘とともに命を狙われ、謎の組織が自身を罠にかけようとしていることを知るが・・・というお話ですが、『マッハ!』他壮絶スタントのタイ産アクション映画の大家パンナー・リットグライ監督作なのでストーリーはあってないようなもの。
眼を背けたくなるほどに肉体を酷使するムエタイアクションが開巻早々からこれでもかと展開されるだけでお腹いっぱいなのに、惜しげもなく火薬を投入したワンショット長回しのガンアクションシーン、突如現れる中国人の壮絶カンフー演武とかイチイチ味付けが濃いので水分補給が必須。
一応次作を匂わせるエンディングになっているのですが、残念ながらこれが監督の遺作。ブルース・リーのTシャツを着た監督の遺影が出演者の誰よりも輝いていました。合掌。
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