「ももクロの挑戦」幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦 鯉川ケイスケさんの映画レビュー(感想・評価)
ももクロの挑戦
私はももクロ自体を一つのドキュメンタリームービーとして、成長物語としてずっと観ている。
今回の「幕が上がる」も、そうしてみると劇中劇になる。
確かにいい映画だった。
でも私にとってはそれに出演する事で、ももクロメンバーが様々な人と出会い、交流し、色々吸収し、そして成長してゆくのを観るのが楽しい。
「幕が上がる、その前に」は、ももクロが初めて「幕が上がる」を観た時や、撮影初日の様子など、色々貴重なシーンが観れて楽しい。
「幕が上がる」をもう一度観たくなる。
「幕が上がる」のレビューを見ると、的外れな批判をしている人がいる。
中にはももクロのセリフが終始棒読みだったとか言ってる人がいる。
その人は本当に映画を観たのか疑わしい。
棒読みというのはEXILEのマキダイ氏や、元AKBの板野友美さんの事を言うのだ。
よく見比べて欲しい。
あと、私だったらよく知らないアイドル主演の映画をわざわざお金を払って観に行かない。
リスクが高すぎる。
時間とお金の無駄になる可能性が高い。
好きでもないアイドルの映画をわざわざ映画館に観に行って、家へ帰ってレビューを書いて批判するという人は、そのチャレンジ精神と、フットワークの軽さを讃えたい。
でも、何かもっと打ち込めるものを見つけて、時間を有意義に使ったほうがいいと思うよ。
「幕が上がる」は良質な映画で、観て損はない映画だ。
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