「福島第一原発から12kmの富岡町。手を出してくる野良猫に刃物アブね...」ナオトひとりっきり Alone in Fukushima yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)
福島第一原発から12kmの富岡町。手を出してくる野良猫に刃物アブね...
福島第一原発から12kmの富岡町。手を出してくる野良猫に刃物アブねぇと話かけながらダチョウにエサを与える松村直登さん。避難要請に応じず一人自宅に残った。2013年に電気が復旧するまで2年間ロウソクでしのいだ。水は湧き水。主食はタマゴ納豆レトルト食品。
置き去りにされた家畜やペットその他の動物にエサをやりまくる。
なんでこんなとこにダチョウいるの?と知らない人なら思うのだけれど、第一原発のマスコットとして飼われていて置き去り放置されていたのをナオトさんが連れてきた。ダチョウ=少しのエサで大きく育つ≒少しのウランで大きな電力ということらしい。
きっかけは動物の命を守ることだったけれど、この活動をつづけることが人が住めない場所を作ったことへの抗議活動にもなっている。本当にドキュメンタリーだし原発が生命の尊厳を侵してることがダイレクトに伝わる。全然演出しないでそのまま撮っているのが良い。
コメントする