「楽しいなあ」劇場版プロレスキャノンボール2014 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
楽しいなあ
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いろんな場所で試合をしながらゴールを目指すプロレスキャノンボール。
リングで、公園で、うどん屋で、ひとんちで、パンツいっちょになって試合をするレスラーたち。
男色ディーノ、HARASHIMA、飯伏幸太、最高だ。笑わせ、尚かつ強い!
その対極が、何の成果も出せず、びーびー泣いてるだけの大家健。
号泣師・大家健の泣きっぷりに、キャラとわかっていてもイライラする。
大家を見て、「何だか夢の中みたいだ」とつぶやく、菊地毅さんが、渋い。
「出来るか出来ないかじゃねーんだよ。やるか、やらないかだ」
と大家を一喝する、世界一性格の悪い男・鈴木みのるさんも、渋い。
映画が終わってみれば、かませ犬にもなれない男・大家が、結局主役のような扱いで、腹の立つような、でもその逆転がプロレス的だと思ったり。
企画もののライブ感と、レスラーのキャラが、混然一体となった映画で、すっごく楽しかった。
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