無頼漢 渇いた罪のレビュー・感想・評価
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投資会社から5億ウォンもの借金を背負った悲しい女ヘギョン。三流バ...
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投資会社から5億ウォンもの借金を背負った悲しい女ヘギョン。三流バーの雇われママを強いられながらも健気に生きている。男で苦労していた水商売の女というイメージは日本のそれと同じ雰囲気。そして、やはり恋人であるパクとたまに連絡を取り合っていたのだ。イ・ミョンジンという名を借りて執拗に潜入(?)捜査を続けるジェゴン。賭博で勝ったという噂を流し、その金をパクの逃亡資金として流用させようというところまで漕ぎつけた。さらに、二人は一夜限りの男女の関係に・・・
犯人を取り押さえるシーンが面白い。まずは車をぶつけ、犯人の車のガラスを一斉に金属バットで割りつくす・・・。なぜだか銃を持っていたのはジェゴンだけで、足を撃つという先輩の頼みも無視してなのか、心臓を一発でぶち抜いてしまう。
どちらかというと、その刑事が主人公というより、犯人隠匿したヘギョン(ドヨン)が主人公。借金はまだ2億5千万。今度は投資会社から覚せい剤を打つ役目を与えられていたようだ。しかしジェゴンが踏み込んで売人を逮捕した後、彼女は包丁でジェゴンを刺してしまう・・・
最後のエピソードはかなり蛇足気味。不幸な女を描くにはパクを銃殺した時点で十分伝わってきたのに・・・これじゃジェゴンが単なるストーカー偏執刑事!
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