WILD CARD ワイルドカードのレビュー・感想・評価
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ステイサム映画なのに不思議
アクションシーンもさることながら、なにより展開と話。BGMとの妙なマッチ感。
不思議な雰囲気を醸し出している。。
何故か二回見てしまう。
癖になったのか…うーん。
不思議。
描くならもっとギャンブルシーン大目にした方がいいかと。
何か消化不良すぎな映画。
落ちぶれた元特殊部隊の男がベガスでくすぶってるんだけど、どうも物足りないし、彼女の助けた後も中途半端。更にアクションシーンはクリスマスソングが流れるという構成がまるで駄目。
エッ!?で終わった
要は、ラスベガスを離れたいが離れるのが怖い半端なく強くて貧乏男が弱い金持ち坊ちゃんに勇気??とお金を貰ってラスベガスを出る話。
強さで人助けして暮らしてる風の設定。
ストーリーは去年の12月から始まるが、今の暮らしは明かされず、ラスベガスを出る所で突然エンドロール。
昔の恩人ぶるお姉ちゃんは、マフィアに乱暴されたから仕返しすると言って協力を依頼。同時に別件で金持ちのぼんぼんがカジノの護衛を依頼。
お姉ちゃんは中途半端な復讐をして、どこぞへ逃げていく。
開始から1時間ぐらいで、思い出したかのように金持ちのぼんぼんが身分を明かして強くなりたいとか言い出す。ここへきて路線変更かと思いきや、何も教える事無くマフィア絡みでとうとう殺人。
ぼんぼんは、皆弱さがあることを知ったと謝礼を渡し、そのお金でラスベガスから逃げる、、、?
アクションの撮り方もどんくさく、映画にするような話でもなく、爽快感もない。
ちょっと物足りない…
ステイサムは安定の逞しさを見せてくれているし、やっぱり強いので安心して観ていられます。
一般的なアクションシーンでは絶対に用いられないような、身の回りのありとあらゆるものを武器にしてしまうのもとても彼らしい。
ただ、アクションシーンが少ない。
よしよし盛り上がってきた!みたいなところで終わってしまうので、物足りなさが残ります。
あ、これで終わりなのね…という感じ。
あとストーリーがちょっとイマイチ。
アクション映画にストーリー性は期待しない方ですが、それにしても役柄とか話の展開とかもう少しどうにかならなかったのかな…
ステイサムは相変わらず
アクションもいい。テンポもまぁいい。でもなぜだろう?
スッキリもしなければ、ズシンと響きもしない。
銃を使わない事のバックボーンがないので、必然性も感じない。
ふーん。である。
本当に凄い殺し屋は、道具を用意せずその場にあるもので仕事すると、前に本で読んだことがある。
カードで切ったり投げたりするのはよいが、灰皿で殴るとか、バターナイフで刺すとかはあまりに工夫がない。
ふーん。である。
アクションシーンも部屋の中と、店の裏という狭い場所だったため迫力が出ない。狭い部屋ならではの戦いかたもない。
ふーん。である。
ハゲ親父。殴られ女。ボンボンマフィア。成金若者。赤ちゃんボス。どれもキャラ立ちしていない。
ふーん。である。
ステイサム。いつもながら完璧すぎる。カッコ良すぎ。酔いつぶれた時に捕まる。とか弱さを見せてくれたら、もっと好きになるのに。
そんなに批判されるもんかなあ?
自分は、映画館で見ようと思ってたのに逃してしまって先日レンタル開始したんでBlu-rayで鑑賞しました。
確かにアクション少なく感じましたが、その分クオリティは相変わらず高いところでキープされてたと思う。
むしろクレジットカードとかバターナイフとか、その他日常にあるものを使ってあそこまで残虐な事できるのはステイサムぐらいでしょ!
しかもグレープフルーツを素手で絞ってジュースにするとかなんて技ですか?笑
まあ確かにストーリーに文句はある。特に復讐するためにステイサムを利用した女だよ。あれはいただけないです。だって性悪感が溢れてるよ、ステイサムなぜ分かってるのに上手いこと使われてんだよ。
あと無駄に余韻を持たせすぎなとこもありテンポに問題があったとも思う。そのせいで余計にアクションが短く感じた気がする。
ただ、ステイサムの巧みな会話術やギャンブルシーンは普段とは違った格好良さを見せていて良いと感じたし、若い依頼人との掛け合いなどで弱さを見せたのは、ダメ男だけど強いという新しいステイサム像が出てて悪くないと思いましたよ。その意味では冒頭のやられる描写とか女に良いように使われる描写もダメ男だと表現するためなのかな。
まあ確かにもう少しアクション見たかったけど、そこまで否定されるほど出来が悪いわけじゃないと思う作品でした。
J・スティサムはどの世界でも最強
日常生活のものは全て武器…なんだか「イコライザー」でもあるような気がする…というのは置いといて彼が出てるアクションはなぜか面白い。そう思うのは僕だけなのだろうか。ジェイソンステイサム万歳。
あれ、もう終わり?!
ステイサムは安定のかっこよさ。
近年のアクション俳優では1番好き!渋い声、こってりした英語発音、スピーディーかつワイルドなアクション。
ところがどっこい、今作は完全に消化不良。
アクションの比率がど偉く低い。
締め方もど偉く悪い。
さぁ、ここからどうなる?!と期待した途端にエンドロールって…
ステイサム映画ってどれも役回りもなんとなく同じで変わりばえしないし、どの作品もストーリーがね…
なんでも出ちゃうってのは辞めてほしい。笑
トランスポーターやエクスペンダブルズみたいな当たり作品が早く出るといいな。
もう一度観たい
全体的には少なめですが、アクションシーンは素晴らしいと思いました。銃などの武器を使わないというのが、個人的に好きな所です。
最後の方の、スプーンで戦うシーンは意外性があって面白かったです。
リービング・ラスベガス [各所修正]
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』『バンクジョブ』『コラテラル』……
J・ステイサムという俳優は本当にユニークだ。
自らスタントもこなすキレキレのアクションスターなのに、
アクションほぼ無しの役でも凄みと説得力を発揮できる稀有な役者。
『こいつはただのアクション野郎じゃない。』
と思わずにはいられない存在感がある。
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で、本作である。
まず、『トランスポーター』な彼を期待する方には、本作はまるで楽しめないだろう。
ハデな爆破シーンも無ければカーチェイスも無い。
アクションはチンピラ3人の瞬殺シーン、酒場での乱闘、ダイナー裏での喧嘩、以上。
だが! 僕はこの映画がムチャクチャ気に入った。
アクションではなく、キャラクターや空気感が堪らない。
言うなればこれは、世界一煌びやかで欲まみれな世界で
展開されるフィリップ・マーロウもしくは『探偵物語』。
つまるところの“私立探偵もの” なのだ。
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腕は立つしトコトン義理固いが、ギャンブル狂いな
性格が災いしてベガスから抜け出せない便利屋ニック。
昔の女への義理を果たすために手掛けた仕事のせいで、
彼はマフィアの若頭から命を狙われるハメになる。
だが彼とマフィアとの対決は、物語の主軸ではない。
主軸は、主人公がラスベガスの街と決別できるか否かだ。
無数のライトが燦然と光輝く、美しい夜のベガス。
煙草の煙で薄汚れたように白んで見える昼のベガス。
その街を練り歩く主人公の、スマートな立ち居振舞い、
ウィットに富んだ言葉の数々、皮肉の裏に滲む情の厚さ、
そしてここぞという場面で爆発する攻撃性。
そうしてベガスを最もうまく渡り歩いて見える彼も、
実はその街に取り憑かれてしまっている事が後半で分かる。
絶対的に強い彼だからこそ、その弱い部分も際立って映る。
ブラックジャックの場面といい、冒頭の展開といい、
この主人公はステイサムが演じなければ輝き得ないキャラだとつくづく感じる。
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探偵ものに良くあるよう、周囲を固めるキャラも魅力的だ。
ダイナーの女店員、旧知の仲の娼婦、カジノの
ディーラー、あとハムスター飼ってるオッサン(爆)。
暗黒街の顔役ミッキーとのやり取りなんて
可笑しくてしようが無かった。ビジネスマンとして
一定の距離は保ちつつ、互いに気心の知れてる感じが良い。
ベガス初心者の青年とのやり取りも好き。
軟派な彼が硬派な主人公に諭す、己の弱さを認める強さ。
ラストの行動も、ささやかながらも粋(いき)だった。
オッサンばかりでなく、女優陣も良い。
幾つになっても美人なA・ヘッシュや、
可愛い顔して超したたかで怖いS・ベルガラ。
(剪定バサミはダメだ……剪定バサミはダメだ……)
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他の方のレビューを読む限り、
賛同してくれる人は殆どいないだろうが(爆)、
僕はこの映画がものすごーく好きである。
監督はなんとサイモン・ウェスト! こんな映画が撮れる人だとは思わなかった。
やはりステイサムと組んだ『メカニック』もソリッドな出来の佳作だった記憶。
はっきり言ってこれ、ウェスト監督のキャリアにおける最高作じゃないかしら。
ステイサム単独主演作としても、彼の個性がこれまでで最も存分に発揮された作品だ!
……と、思いますがほらやっぱそこは個人差ありますしまぁ話半分くらいで……(弱腰)。
<2015.02.07鑑賞>
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余談:
レビュータイトルはニコラス・ケイジ主演の名作じゃなくて、
アメリカの人気シンガーソングライター、シェリル・クロウの
唄のイメージ(いちおう同映画の挿入曲だったらしいけど覚えてない)。
彼女も大概カッコいい。
話もステイサムも楽しめない作品。
ジェイソン・ステイサム主演。
私も含む或る種の映画好きにとっては無条件で足を運ぶ、正に『最強の「切り札」』。
そんな我々が期待するのは…ステイサム無双。
毎度御馴染みと言われようが、ワンパターンと言われようが。
毎度御馴染みの、ワンパターンを定期的に観たい。
ステイサムは固定で、相手役を変えて、設定を変えて、でもステイサム無双は変えずに。
そこさえクリアしていただければ大満足。
反吐が出る野郎共を鏖にする姿を見て気分爽快で劇場を後にするのですが。。
本作は酷かった。
まず話自体が驚くほどに小規模、薄っぺら、そして雑。
焦点を合すべき、元恋人の復讐支援を適当に切り上げて。
誰が望んでいるのか分からないカジノ場面を延々と取り上げる。
カジノ場面もステイサム演じるニックが何故勝つかを全く描かず。
「運が来てる!肩が重いくらいだ!」という謎の言葉を連呼させ、思わず嘆息。
かと思えば序盤から登場する青年との中途半端な交流を描き。
終盤の出来の悪い御都合主義展開に繋げる。
全体的にバランスが非常に悪く。
大ヒットした一作目の出来の悪い続編……的な印象を受けました。
原作・脚本はアカデミー脚本賞を二度受賞したウィリアム・ゴールドマン。
受賞作品は60-70年代、映画脚本は10年振り位の御年83歳。
原作小説は1986年の「Heat」のようですが。
映画化するにあたり話を現代版に巧くアップデート出来なかったようで。
80年代の設定ままでやるか、別の方に脚本は任せるかした方が作品のためには良かったように思います。
ただ話が雑でもステイサムが活躍してくれれば。
…という願いも空しく。
ステイサムの活躍場面も最小限。
戦闘場面になるとアガるはアガるのですが、如何せん量が少な過ぎる。
加えて主人公が銃を使わない設定も相まって地味。
戦闘場面で場にそぐわない愉快な音楽が流れる点のみ少し新鮮でした。
何より腹立たしいのが。
エンドロール時に流れてきた「コルシカ島 ユニット」の表記。
同じ映像を距離を変えて撮っているだけのフィラー映像に金をかける位なら。
ステイサムの戦闘場面を倍にしてくれ、と思う謎の映像でした。
まさか経費でコルシカ島に遊びに行くためだけの映像では、なんて邪推も。
話もステイサムも楽しめない本作。
上映時間92分と比較的短い部類の作品にも関わらず、序盤から異常に長く感じる作品でした。
一日がアッという間に過ぎることに不満を感じる方であれば。
オススメです。
ステイサムが安定感で記録更新
メカニック、バンクジョブ、ブリッツ、パーカー、バトルフロント、ハミングバード、ステイサムの映画は地味だけど安定して面白い!そんな状態が続いている気がする。見所はカジノでのブラックジャック。アクションシーン以上に手に汗握る。あと、ちんこ切りバサミが最高。
トークもアクションも絶好調。いそうでいなかったステイサム!!
【賛否両論チェック】
賛:主人公のクールなキャラクターが印象的。軽快なトークと技術で相手を圧倒する姿も、非常に痛快。
否:一連のカジノのシーンの必要性には、賛否が分かれそう。グロシーンも結構あり。
劣勢に立たされても微動だにせず、大胆不敵な発言を繰り返す主人公が、とても痛快です。
「2つだけ質問する。」
のくだりなんか、メッチャカッコよすぎます(笑)。反面、アルコールとギャンブル依存症という〝臆病者”の一面も持ち合わせる彼の人間性が、この物語をより際立たせています。
PG-12なので、直接の描写は少ないものの、グロシーンは割と多いので、ご注意下さい。アクションはそのままに、今回は軽快なトークも併せ持つという、いそうでいなかったジェイソン・ステイサムを観られる作品です(笑)。
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