「粋なBGMのアクション・エンターティンメント」WILD CARD ワイルドカード odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
粋なBGMのアクション・エンターティンメント
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主演ジェイソン・ステイサムと聞いただけで、いつものアクション映画と想像できる位、無敵のヒーロー、もはやアクション大魔王、今回はバターナイフで大暴れ。
ところがアバンタイトルでいきなり禿おやじのパンチでノックアウト、まさかジェイソンどうしちゃったのと観客を煙にまきます。
舞台はクリスマス間近のラスベガス、冒頭からディーン・マーティンのブルークリスマスのBGM、なんと小粋なオープニングかと思ったら、いたるところで歌が入るが選曲の上手さには酔いしれました。まさか、ホワイトクリスマスをバックに戦闘シーンなんて思いもしなかった、ひょっとして本作はクリスマス映画のジャンル入りを狙っているのでしょうかね。
現代のラスベガスは大資本の進出で、もはや裏稼業では太刀打ちできずマフィアはいないと聞いていましたが、そこは映画ですから悪役として登場、但しマフィアが仕切るのは豪華ホテルのカジノでなく場末のレストラン・カジノというのもリアルっぽい。愛車が 1969 年型フォード トリノ GT、渋いですね、そしていつもどおり、ジェイソン・ステイサム、ワイルドだぜ~。
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