レインツリーの国のレビュー・感想・評価
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難聴の人のことを知ることが出来る映画だと思う。
原作未読。有川浩の作品って、活字だと苦手なんだけど、映像化になると観られる私って…(苦笑)高畑淳子さんが素敵です!
中途半端
まず、キャスティングが致命的にダメだと思う。西内まりやに対して、「おれは外見なんかで選ばん」なんか言われても説得力が…。全てがうわべだけのやりとりに見えてしまう。少し先の展開がもう読めて読めて仕方ない。ここまで、展開がだだわかりな映画も珍しい。ラストもありふれてるし、なんだか全てにおいて中途半端な映画だった。
感動しました!
原作ファンだったので、原作の世界観まんまで 凄く良かったです。 あたしの原作からの好きなシーンがたくさん入っていて凄く嬉しかったです!! ヒロイン、西内まりやちゃん演じるひとみの成長に感動で涙が止まりませんでした。 耳が聞こえる事、話せる事は当たり前じゃない。 改めてこの大事な事に気付く事が出来ました。 本当に素晴らしい作品です。 出会えて良かった✨
相手を理解する上できっかけをどう活かすか、人見と伸行の成長物語でもある。
しかしながら、ただでさえ、難聴者の人見と伸行の恋の行方が気になる恋愛物でもあるのだが。 鑑賞動機でもあったので、普段、難聴者について、あまり考えたことなどないだけに、生活ぶりの大変さが、興味深く拝見できた。 出逢うきっかけそのものに関して言えば、ネットだろうが、何であろうが、あまり気にはならない。 初めて会った時の満員のエレベーターの件。 二人で通行中に突き飛ばしたヤツに向かって公衆の面前で大声で怒鳴るシーンなど、自分なら・・・とツッコミを入れてしまうも、伸行が、難聴者について勉強したりして、相手をより深く理解するきっかけになるシーンでもあれば、人見も、伸行と出逢って、伸行の父に対する苦悩を知り、お互い理解し合う成長物語でもある。 彼女の前半のロングと最後のショートカット、見た目のイメージと心境の変化も見所と言えよう。 ただ、最終的には、人として、健常者だろうが、難聴者であろうが、あまり関係ない。だとすれば、本作の設定テーマを超えてしまっているかもしれないので、この辺は、賛否のあるところの本質だろう。 この映画は、わき役の演出が、今一つ。 家族は問題ないのだか、今時、国宝級と思える人見の勤務先の女子社員や、キモイおっさん。 伸行の勤務先のちょっとキモイ先輩や、人見がいかにも嫉妬心駆られそうな存在のきれいな女子社員。 原作通りなのかどうか分からないが、いかにも映画ならでは、と感じてウンザリしてしまった。 それでも、恋愛物として、それなり作ではある。
顔さえ良ければ。
「人間所詮、顔なんだよ」と寒い気持ちにならざるをえなかった一本。 主役の男女、どちらが不細工でも話が成り立たないし。 そもそも観客が観に来ないのが今の日本の現実。 そこを見ないようにして、キレイゴトにしてるのは微妙だと感じる。 主演の二人の演技が拙いのは今の邦画のご愛嬌、ラヴ・ストーリーとしては観られる。 が、この程度だったら別に障害をねたにする必要性はあったのだろうかとも感じた。 特に踏み込むわけでもなく、突っ込むわけでもなく、当たり障りなく慟哭も葛藤もなく描く健常者と障害者との恋って。 プラスにもマイナスにも障害に対する観客の心を動かさない作りなのは、果たしてどうなのだろうか。 端的に言えば、出会ったその日のうちに「態度悪すぎる!」と初対面の相手にブチ切れる主人公男が体現する「『自分可愛いがり』の幼稚さ」が全体のトーンを表しているのではないかと思う。 「上手いな」と思う台詞の言葉選びもすべて上滑り、「キミの瞳に乾杯!」と同じくらい胸に響かない。 とにかく軽薄な印象が残念極まりない作品。 世界には「耳が聞こえないのが何だ?個性だ、『個性』!」と胸を張って言う映画が今作られているのにな。
心が微笑んでしまう
数えて今年43本目の映画。ラスト?を締めくくってくれたとてもハートフルな映画。名作『阪急電車』の有川浩さんの真骨頂のさりげない、でも誰もがどこか共感するような奥が深い台詞の数々。とにかく”心が微笑んでしまう”映画。年末の持て余すルースタイムにほっこりいい気分になれる映画鑑賞はいかがでしょうか。
本音の国。
鑑賞後に有川浩の原作と知り、あーなるほどね~と納得した。 映画の出来云々よりその言葉や文句の使い方が巧いと思った。 感音性難聴?と聞くと例のあのヒト^^;を思い出してしまうが、 この障害で苦しんでいる人達は多いのだということを戒める。 そういった障害メインの恋愛話ではあるものの、これは互いの 性格が相まってこういう風になっているんじゃないかと思える シーンが幾つもあった。思ったことを結構ズバズバいう男性と 障害のせいで卑屈になっている女性。ブログやSNSを使って 親交を深めていくシーンは微笑ましいが、実際に逢うとなると かなり難しいことが分かる。が、障害にしてしまっているのは むしろ本人達で、周囲の酷い行動に対し過敏になり過ぎている。 後ろ向きになる彼女を前向きに引っ張る彼氏の奮闘努力に共鳴、 甘いだけではないこれからの二人の恋愛を応援させる作りだが、 それだけにアイドルめいた後半の演出が軽さを増して勿体ない。 (互いの欠点を笑えるくらいがいいぞ。不安はぶちまけてしまえ)
上から目線
予告編を見て気になり鑑賞。 ストーリーはありがちで、容易に展開が読めますが、ラブストーリーはこんなものだと思います。 感音声難聴というと未だ思い起こすのは、さむらGOちさんですが、病自体がメインの話ではないので、闘病記ではありません。 健常者が障害者に向ける優しさは同情、上から目線と言われるのは確かにとも思いますが、それだけでもないとも思います。基本的に男性は見た目重視ですから。 こんなひねた見方をしないで真っ直ぐに鑑賞するのが良いと思います。 ザクザク胸に刺さりとても面白かったです。( ^ω^ )
ストーリーに惹かれて観ました。普段なかなか触れることのない内容でこ...
ストーリーに惹かれて観ました。普段なかなか触れることのない内容でこの映画を観ることにより得たものがありました。 ですがその反面、展開の波のなさや玉森さん、西内さんの演技力の拙い部分が個人的に気になってしまった部分もあり、観て満足は出来なかった気がします。
西内まりやの拙い感じの演技も聴覚障害という役を考えるとうまくはまっ...
西内まりやの拙い感じの演技も聴覚障害という役を考えるとうまくはまったと思う。玉森くんの関西弁ちょっとぎこちなかったかな。 原作に誠実に沿った内容で嬉しかった。泣けました。
わざとらしくない演技
感動して泣いてしまいました! 私の、親は人見さんと同じ聴覚障害者です。 母に字幕付きでやると言ったら行きたいと一緒にいきました。 母も何回かドラマや映画で聴覚障害者の、演技をみても技とらしかったり不自然だったりと納得がいくものがあまりなかったそうです。 今回は、よかったといっていました。 私も勉強になりましたし。母との、関係も改めて考えるようになりました。 私は、健常者。 親は、障害者。 気持ちがわかる人たちがこの映画を見ると、よけい感動するのかもしれません。 人によるかもしれませんが、 普通に恋愛映画も楽しめるし、聴覚障害者たちのことも勉強になるから、私は、いい映画だと思いました♪
思ったより良かった。
有川浩さんの原作を読んでたので、期待せずに観に行ったら…何度もウルっと泣いてしまいました。恋愛映画と言う視点ではなく親目線で見てしまったのかも…母親たちの表情や言葉にグッと来てしまい、子供への温かい想いが伝わって来たのかもしれません。とにかく観て良かった一本です。
人の温もりが欲しくなります
いい映画でした。 何の知識もなく、飛び込みで見たので、掛け値なしでいいストーリーでした。 健常者と障害者の壁も理解でき、ややこしいのかもしれないが、そこが大事だと気付かされます。 ほっこりくるし、優しくなりたいと思える映画でした。 最後に、西内まりやさんのショートは、ステキすぎるやろ。(笑)
心が温かくなりました
11月30日につづき2回目の鑑賞でした。聴覚に障害があるので言葉を大切に使っているひとみ、そのひとみと真摯に向き合い誠実に言葉を綴る伸の人柄にとても好感を持ちました。メールとLINEのやり取りがドキドキして胸きゅんでした。自分も妻と出会ったばかりの頃はメールで気持ちを確かめあったりしていたのであのドキドキを思い出してました。残念ながら妻は3年前に病気で亡くなりましたがまた恋をしたくなる映画ですね。もう1回くらい伸とひとみに会いに行きたいと思います。
有川浩原作で題材が良い、こうやって知ってもらうべきだと思う。西内ま...
有川浩原作で題材が良い、こうやって知ってもらうべきだと思う。西内まりやってこんなだっけ、は最後に魅力満載で魅せてくれるわけだね。髪型表情重要。
原作がいいんだろうな
難聴者のひとみと健聴者の伸がケンカしたりしながらお互いに理解してくのね。 メール/メッセンジャーのやり取りで話が進んでくんだけど、ここで伸の掛ける言葉がうまいんだわ。さすが小説家は良い言葉思い付くなと思った。 大筋はベタな恋愛物だから、クリスマス仕様のデートムービーだね。 西内まりやさんは可愛い。洋服を選ぶシーンでは着る服、着る服全部似合って凄えんだよ。思い詰めた表情の演技が続くから、演技力もそんなに問われないんだな。その辺は作り手うまい。 玉森さんはジャニーズなのか。最後まで気付かなかった。こちらは淡々とした演技だから、これまた演技力問われない。 脇役の人達も同じ演技レベルで揃えて、アイドルの見せ方わかってんだなあと思ったよ。
よかったよーな…普通なかんじです。
玉森くんもまりやさんもすてきだったと思います。
だけど、脚本というのか、内容の進行に起伏がなく、おもしろさはないです。
作品がさわやかなぶん、
妙に、ひとみさんが襲われるシーやいじめが怖くて気持ち悪い(笑)
映画館出た後、それでけっこうぐったりしました。
自分もOLだったので強烈で、映画の内容よりそっちのほうが印象的かもしれない。
恋愛ものみにきて胸キュンキュンというよりは、障害のある人の気持ちやエピソードを知るために見てる、そんなかんじです。
人物像はリアルに描かれていて、本当に居そうなかんじ。
色々大変だったひとみさんが、幸せになれてよかったよかった、と最後はほろり涙しました。
お父さんはどうなったのでしょうか…??
最後に息子を思い出すような伏線があったような気がしたんですけれど。
小説読んでませんが、おそらく、小説のがいいのだと思います。
ハッピーエンドで、ふたりが好演し、
満足な映画ではないですが、かんじのわるい作品ではありませんでした。
カップルで見ると、色々考えさせられていいのかも。
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