「死と言うテーマからにげていない」ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険 バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
死と言うテーマからにげていない
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ハロウィーン時期に見たくなる作品
全体的に挿入歌もたくさんあって思い出の国のカラフルで賑やか、子供向けアニメのエンターテイメントとして完成されているのに家族の問題や死という結構重いテーマに正面から向き合っている
マノロの一族は闘牛士として牛を殺し、自らも殺されることによって勇敢さを示し誇りとしてきた、当然心優しいマノロは闘牛でとどめを刺せず父親から一族の一員とみなされない
しかし最後の試練で一族がこれまで倒してきた全ての牛たちと闘うことになる
何百何千の怨念を前にマノロは本当に自分のやりたかっかこと、歌で牛たちに謝り試練を突破する
マノロが一族の一員として認められる良いシーンだけど、周りの人が望むやり方で認められるのではなく、家族の業を背負い間違いを認めることが本当の勇気だと気づかされる
そこからは一気に現世に戻り一族全員集合パワーで盗賊を蹴散らす怒涛のクライマックス、サマーウォーズかな?
個人的に好きなのは双子の女戦士、と言うかこの映画出てくる女性陣が魅力的過ぎる、マノロのおばあちゃん含めて
男性は割とステレオタイプなのに
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