「マイケル・マンがサイバーテロ?と首を傾げながら観ましたが相当な怪作...」ブラックハット よねさんの映画レビュー(感想・評価)
マイケル・マンがサイバーテロ?と首を傾げながら観ましたが相当な怪作...
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マイケル・マンがサイバーテロ?と首を傾げながら観ましたが相当な怪作でした。だいたいサイバーテロとかを映像化するとせいぜいしかめっ面でラップトップをカタカタやるくらいしか見せ場がないし、後はデータの流れをCGで可視化するという程度の描写しかないわけですが、最初からそれを真正面からやるのはちょっと勘弁。これはつまらないなと気づいたかのように途中からはその辺のプロットを投げ捨てていつもの銃撃戦モードに。そこはなかなか見所ですがやっぱり『ヒート』を知っている身としてはまだまだ出来るでしょ?という消化不良感がガッツリ残りました。そもそもクリス・ヘムスワースは見た目マイティ・ソーにしか見えないので天才ハッカーとか言われてもピンときませんね。ハッカーなのにFBIより射撃が巧くて、傭兵より殺人スキルが高いとか設定が雑すぎ。
舞台は中国、香港、インドネシアにマレーシアとほぼアジア一色。さらには香港からアンディ・オンをキャスティングするさりげない配役はなかなかよかった。あと、ヒロインのタン・ウェイがキュートでした。
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