「リーアム・ニーソンは文句なしに強い。」96時間 レクイエム mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
リーアム・ニーソンは文句なしに強い。
リーアム・ニーソンの親父爆発映画の3作目。今回は少し控え目だったか。
元CIA工作員のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)。娘のキム(マギー・グレイス)を守るためには何でもやる。他人の命はおかまいなし。
今回は、ブライアンの別れた妻、キムにとっては母親であるレノーア(ファムケ・ヤンセン)が何者かに殺されてしまう。その嫌疑がブライアンにかかってしまう。
どうやってその嫌疑を晴らすか、という知的な展開は、リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメンの脚本コンビには望むべくもない。
ブライアンはすぐさま怪しい人物に当たりをつけ、尾行を開始するが、すかさず妨害が入る。私が怪しい、と自ら言っているようなものである。
オリビエ・メガトン監督の演出は少しせわしない。カーアクションなどはもう少しゆったり撮ってもいいのに、と思わせる画面構成であった。
レノーアの死で、シリーズは新たな転換を見せたが、ブライアンに孫が産まれるようだし、このシリーズ、まだ作られる公算が大である。
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