劇場公開日 2015年1月9日

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「最終章にして一番の駄作」96時間 レクイエム ダンテさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5最終章にして一番の駄作

2015年1月10日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

アクションするしないに関わらずリーアム・ニーソンが大好きな自分としては観賞必須な作品。
しかし、残念ながら一作目の時のパンチはもう感じられなかった。もはや勝手につけた邦題の『96時間』も関係ないし、、(前作からだが)

やはり戦い疲れや妻を失った悲しみも表現したのか、リーアム・ニーソン演じるブライアン・ミルズにもキレが感じられなかった。黒幕はさすがに人身売買組織関係者からは離れたが、逆に『そっちかよ!しかもそんなしょうもない理由で、、』とある意味驚いた。序盤から怪しさ全開ではあったが、、

サブキャラ設定をきちんと活かしていたのはよかった。サムを始めとしたブライアンの仕事仲間なんかも見せ場があったし、前作から登場した娘キムの恋人もきちんといいヤツだった。
フォレスト・ウィテッカー演じた刑事は優秀だか何だかよく分からなかったが、ベーグルのくだりの負け惜しみはなんか微笑ましかった。

脚本、アクションと全体的にパワーダウンした今作ではあるが、安定のリーアム・ニーソンのおかげで何とかな体裁は整えた印象。これで最後なのは少し寂しいけど。

ダンテ