「集大成作品の悪い部分が目立った印象です。」96時間 レクイエム よしさんの映画レビュー(感想・評価)
集大成作品の悪い部分が目立った印象です。
妻が殺された現場に居合わせた主人公が、汚名返上と妻の仇を取るために戦うストーリー。
リーアム・ニーソン主演のアクションシリーズ第三弾。他でも書かせて頂きましたが、リーアムは「外れはないが、大当たりも少ない」って印象の俳優です。
96時間シリーズはその代表的な例に感じますが、本作品は個人的には外れな印象です。
それは、本作品は96時間シリーズの「集大成」という作品のためか、幾つかの設定やストーリーを無理に詰め込んだ印象があった為です。特に、ラスボスの設定には無理を感じました。ロシアマフィアを手玉に取れる海千山千のラスボス・・・?
また、主人公は一人で戦うのですが、背後には昔の仲間が控えていて、一人で戦う悲壮感とカタルシスを感じにくくしているように思えます。
少なくとも96時間シリーズでは一番低い評価の作品ですね。
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