すれ違いのダイアリーズのレビュー・感想・評価
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爽やかなタイ映画
タイ映画は久々に見たが、タイには今もこのような水上学校があるということに驚いた。
ストーリーは日記が二人を結びつける重要なアイテムになっているところが斬新でよかった。最初からバックに流れる音楽の明るい雰囲気で、二人が恋に落ち、ハッピーエンドになるのだろうと想像できてしまうが、タイの綺麗な風景と子供たちの素朴さに嫌味がなく、最後まで心あたたまる気持ちで見ることができた。
強いて難を挙げれば、二人が敢えてなかなか遭遇しないようにしむけているような展開が多かったり、彼女の揺れ動く心の動揺を表現して、わざと長引かせるよう展開もあったりして、もう少し短く、90分位にまとめたほうが良かったのではないかと思った。特に最後のほうで、春休みに(翌日)、彼が水上学校にやってくることになっていて、そこで子供達と一緒に彼を迎えるシーンでエンディングで十分だったのに、前日に元婚約者がやってきて、一瞬よりを戻すことになっていたが、これは不要なエピソードだ。子供達に電車を教えることを言いたいのだったら、別のシーンでもできたはずではないか。
タイ映画いいですね!
タイ映画がこんなにも美しく感動的なものとは知らず、驚きました。
水上学校ならではのトラブルに翻弄される様子、子供達と心を通わせていく喜び、うまくいかず悩んだり孤独を感じたりする姿、日記の中の彼女(彼)に共感し、惹かれていく様子等が丁寧に描かれており、主人公の男女二人に感情移入しながら見る事ができました。
主人公の女性が彼氏と男性主人公(ソーン)の間で揺れる気持ちの描かれ方も好きです。
彼氏が浮気した。それでも彼氏の事を受け入れる。でも最後は、教師として、人間として尊敬し、惹かれるのはどちらなのか気付き、ソーンのもとへ。これがもし、彼氏が浮気した。だからソーンのもとへ。これだと、消去法で残ったのがソーンだったと受け取れかねませんが、そうでは無いところが良かったです。
なかなか
音楽◎
映像◎
女優◎綺麗
感性の違いの話があるけど、ほんとはドッチも大切。
教育論も、多分ドッチも大切。
だけどこれはエンタテインメント。
だから、主人公じゃない人は、引き立て役。
浮気が発覚するくだりは、不自然過ぎて爆笑した〜
途中まではエエ話でしたが・・・
タイ映画は初めて観る気がしますが、こんな王道っぽいしっかりした映画があるんだと驚きました。
なんとなく韓国でヒットしそうな作品っぽい雰囲気?がしました。(すみません、超適当です)
ヒロインが勤めてた時期と主人公が勤めてた時期の話を同時並行で進めていて、反復させたりする技法もあったんですが、見ててあまり心地よさというか「そうやって被せてくるか!」という面白みは感じませんでした。
主人公が自分から教師を辞めて学校に通いなおすと言ったところでヒロインとすれ違ったまま終われれば、切ない感じで締めれた気がしますが、そこからがダラダラ長くて・・・。
あと、ヒロインが、元々付き合ってた彼氏と別れるとき、「仕事のこと(教育論)で分かり合えないから恋人としても分かり合えない」と言っていたのは理解できませんでした。一つの分野でたまたま意見が合致しただけで相性がいいって考えは危険でしょ、と。そこから主人公に乗り換えたのも素敵な出会いには思えなかったので、恋愛話としては全く共感できませんでした。
侮れない。
タイの映画は観たことがなかったが、タイトルと簡単なあらすじに興味が沸き鑑賞。
タイ映画だから・・・と少しなめていた所もあったが、とても良かったです。
水上分校という私たちには遠い世界ではあるのだが、教師としての熱意や、子供たちへの愛情、そして恋人を想う寂しいという気持ち、それらが絶妙に絡まってついついその世界に引き込まれていきます。
前任のエーン先生の変わりゆく心情、後任のソーン先生の熱血漢、子供たちの信頼、どれも丁寧に描かれていたように思います。
映像も含め素敵な映画でした。
恋愛だけじゃない
生徒の触れ合いも面白くてちょっと泣けて、感動できた。
恋愛映画だと思ってたので、それだけじゃなかったのが良かったです。
観終わるととても爽やかな気持ちになります。最後が愛の告白ではなく『初めまして』で終わったのが素敵でした。
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