マイ・ファニー・レディのレビュー・感想・評価
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業界人の本音
本作は男にとって都合のいいヒロイン像を仕立てて俗にいう業界人やお堅い判事さんまで繰り出して男たちの下半身の節操のなさを皮肉る艶笑コメディです。
うろ憶えだが確か丹波哲郎さんの名セリフに「男には2種類いる、助平な奴とむっつり助平な奴だ」というのがありました。頭の中の妄想は別として溺れるとなると問題です、ゲームやスマホ依存は可愛い方で酒にクスリに桃色交遊と古今東西、自滅する輩は後を絶たないのだから情けない話です。
劇中でも演出家が「色恋は芸の肥やしとしても私生活を仕事に持ち込むな」と大人ぶったセリフを吐いていますが自分に甘く他人に厳しいだけでしょう。大物プロデユーサーのハーベイ・ワインスタインのセクハラ裁判をきっかけに次から次と噴出した「#MeToo」運動を知る身としては業界のドキュメントに見えて苦笑い。反面教師的に描いているとしても過去の名作やタランティーノ監督まで引き合いにしているところをみると半分は自己弁護、たぶん業界人の本音だろうと思えてもきますね。
三谷幸喜的な作品
次から次へと人と人がどんどん関わっていたことが発覚していくトントン拍子で話が進むので割と見やすい作品でした。
コールガールから女優になる過程をザッと説明していくお話でしたが、ダメ男がたくさん出てくる話でした。
みんな娼婦好きなんですね。
三谷幸喜監督の映画のクオリティを下げた洋画バージョンって感じでした。
内容としてはまぁまぁ面白い作品でした。
Squirrel to the nuts. 軽い感じで観れるオトナのコメディ
軽~く観れるロマンチックコメディ。バカ笑いするわけではなく、ちょっとクスクスするタイプのコメディです。
オーウェン・ウィルソンが得意の困った顔で女性にダメな男を好演しています。女性関係はダメでもお金渡した女性はみんな成功しているって事は人を見る目はあるって事ですね(^^)同じセリフを色んな女の子に使い回してしまうのは男性なら誰でも経験あるのではないでしょうか?
何よりイモージェン・プーツが可愛かった事がこの映画を支えている感じがします。ともすれば人から嫌がられる職業なのですが、キャラクターがナチュラルで嫌味がなく好印象でした。オードリー・ヘップバーンの言葉を引用する所とかとても良かったです。
一応シンデレラストーリーなのかな?45年という長ーいキャリアを持つピーター・ボグダノビッツ監督が器用にまとめた小作品でした。
よかった
物事に寛容な売春婦と生真面目でカリカリ怒っている奥さんという図式で、奥さんが気の毒に思えるほどだった。妻に怒られるのは心底嫌いなのだが、世の奥さま方はこの映画を見てどう思うのだろう。
イモージェン・プーツがとても魅力的でかわいらしかった。
自分も懐が温かかったら気持ちの優しい風俗嬢に300万円上げてみたい。
ちょうどよいかげん。
観たかった希望どおりのゆるっとポップなコメディ。
映画館で気楽に笑って観るの久しぶりだったな。
ジェニファーアニストンは大好きだし、ブリジットジョーンズのあの人が出てるし、ノッティングヒルも大好きだったし、ロマコメ好きな人にはたまらないメンバーでしょう。
内容はよくできてた。難しくもなく、かといってかったるくなく、ちょうどいい!テンポもよくって、基本みんな早口だけどうざくもなくて。
ジェニファーアニストンのピアスがとってもかわいかったなー。どこのだろう。
好ましい既視感のあるスラップスティックコメディ
かわいい映画でした。
白黒映画へのオマージュに溢れているんだと思いますが、白黒映画にぜーんぜん通じてないので、全然わかりませんでした。
リスをくるみに、ってのも古い映画に出てくるっぽかったですね。
小ネタが全部わかればより楽しめたのでしょう。
ウェスアンダーソン的(スタッフに列挙されてるしね)とも思いましたが、ウディアレン的だなぁと思いましたよ。なので、ウディアレンやウェスアンダーソンが好きならば楽しめると思います。
中身は特にないので(←ひどいな)。
のんきに楽しめるドタバタコメディです。
イザベラ役の人が可愛かったです。
オーウェンウィルソンの情けない役はたまらなく面白いです。
ジェニファーアニストンの彼氏役(脚本家役)は、ネブラスカに出てた次男の人だったみたいですね。
あと、犬連れてる髪薄い大物俳優さん役の人は、ノッティングヒルの恋人のスパイクですって!びっくり!
ジェニファーアニストンの作品は初めて見たかもです。なかなかいいコメディエンヌですね。
おじいちゃん達もいい感じでした。
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