「『ブラックユーモア』。日本人の“ユーモア“と海外の“ユーモア”は違うかも」人生スイッチ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
『ブラックユーモア』。日本人の“ユーモア“と海外の“ユーモア”は違うかも
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6つの短編からなる映画。人生の様々な出来事を描いています。第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。アルゼンチンの歴代興行収入第1位。
PG12指定も納得です。ブラックです。良いだけブラックです。“ブラックユーモア”と言われることもあるようなので、笑いがあるのかと思ったらだいぶ違います。日本人の思う“ユーモア”と、海外の“ユーモア”にはだいぶ乖離がありますね。
私は嫌いじゃないです。私は好きなのは、第1話ですかね。タイトルが出てくる前の作品ですが、非常にブラック。9.11や、今年3月24日のジャーマンウイングス9525便墜落事故を念頭に置くと、ぶっちゃけトンデモ無い内容(結末)なんですが、そこに至る過程と言うか、その事態を招いた元々の原因の所がなんとも可笑しいです。
日本のサラリーマンにもありそうな話が第4話。仕事に入れ込み過ぎて、奥さんとの関係が悪くなり、それと同時並行に色々不運な事(駐車違反とか)も起きるなんてね・・・。これはわかりやすかったですね。
それと、最後の第6話も中々不思議。いやぁ、怖いです。それと、要するに和解したということ?男女の仲は、他人には理解不能ですね。
原題の直訳は『野生の物語』。ソッチの方が良かったかも。
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