「美談にならないところがいい」映画 深夜食堂 osincoさんの映画レビュー(感想・評価)
美談にならないところがいい
素朴なおいしいものと共に、大人の人間ドラマが進んでいく。人間くさいの、それがいい。
あ、オープンニングの新宿のヤマダ電機のカバーが外れてる。テレビ版の時はまだ工事中だったのですよね。
テレビシリーズに引き続き、毎回レギュラー陣もゲストも、役者さんがとてもいい。
やっぱり小林薫さん、素敵だなぁ。
マスターの人柄にもよく似合ってるというか、
演者としてうまいからかなぁ。
セットといい、衣装といい、空気感がとてもいい。
松重さんが出てるのよね。
「深夜食堂」
「孤独のグルメ」
と、最近始まった「名建築と昼食を」が
自分の中での三大食ドラマかなーー
あ、きのう何食べたも捨てがたい…
テレビシリーズを見ていた人は、深夜食堂に集まるメンバーのストーリーを思い出して楽しめるだろうし、初見の人でも楽しめる展開だと思う。
不破万作さんとか、余貴美子さんとか、三石研さんとか、ほんといいなぁー。
大好きなんだけど、なんとも長く感じるのはなぜだろう。
自分の環境が目まぐるしいから、このゆったり進む時間のペースにギャップがあるのかもしれない。
こんな行きつけいいよなぁ。
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