カナディアン・エクスプレスのレビュー・感想・評価
全1件を表示
トンデモ映画、内容以前に編集がおそまつ
当時、クリント・イーストウッド主演の「ピンクキャデラック」と併映で、劇場に見に行って、かなりがっかりした記憶があります。
例えば、ヒロインと二人車で逃げるシーンで、やむを得ず山道を飛び出し、原生林に突っ込むシーン。車は木に当たったり、銃で撃たれたりして、徐々に壊れていきますが、別ショットで、次のシーンでは元のきれいな車に戻っています。で、そのまま逃走シーンは続き、車内のカットに戻った時には、フロントガラスがぐちゃぐちゃに壊れています。
見ていた観客は全員が失笑しました。
サスペンスドラマにしては、ジーン・ハックマンが年を取り過ぎていて、ヒロインとややこしい仲になるのが説得力なさすぎるし、少なくとも、監督は編集に立ち会ったはず。細部にこだわらないにしても、うっかり編集や、テキトーなカメラワークには、監督の映画愛を感じませんでした。
2017.7.6
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示