聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦のレビュー・感想・評価
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奇妙奇天烈学園コメディ
邦題通り不良女子校生たちのバカ騒ぎを描いたブラックコメディ学園ドラマ。下品、下劣、不道徳の限りをつくすだけ、酷いのは大人たちも一緒、ろくな人物がでてきません。何より違和感を持ったのは女性校長、実は弟役のルパート・エヴェレットの二役でどう見ても男の顔で気持ち悪い。解説をみると女性校長役に男性俳優を起用するクロスキャスティングはこのシリーズのお約束らしい。
漫画原作とはいえふざけ過ぎの茶番劇、英国と言えば規律正しい伝統ある名門校が多いので逆手にとって校則なんて糞くらえと反感を持つ若者に受けようとしたのでしょうかね。
頭の固いおじさんには不向きなブラック・コメディでした。
魅力的な女子高生
アナベル(ライリー)が転校してきたのと同時期に、新しい国語教師ディキンソン(レナ・ヘディ)が赴任してくる。さらに文部大臣ジェフリー・スウェイツ(ファース)が教育改革を行おうと、まずは最悪の学校トリニアンズから手をつけようとしていたのだ。そんな折り、借金5千万ポンドの返済を迫られたフリトン校長(ルパート・エヴェレット、二役)。
寮長ケリー(アータートン)の提案でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を盗むことを思い立った生徒たち。スカーレット・ヨハンセンのネタもぼんぼん飛び出すが、映画では当該映画の主人公であるコリン・ファースも出演しているのだ(笑)。
名画強奪は美術館から。同時に美術館会場で高校対抗クイズ選手権が行われ、セクシー上級生チェルシー(タムシン・エガートン)たちが活躍する。ジェマ・アータートンの魅力も満開だが、なぜか色んなタイプの女の子がみな魅力的。最後には盗んだ名画を返して報奨金をもらってハッピーエンド。
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