「ニンジャでミュータントでカメでティーンエイジャー!」ミュータント・タートルズ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ニンジャでミュータントでカメでティーンエイジャー!
レオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロ…。
亀忍者、三度参上!
映画では1990年から1993年に3本作られた着ぐるみ版(3作目の英語時代劇にどん引き…)と、2007年の日本劇場未公開CGアニメ版があるが、好きだったのは昔衛星アニメ劇場で放送されていたアニメシリーズ。いやはや、懐かしい!
まさか今の時代になって、またタートルズやスプリンター先生やシュレッダーが見れるとは!
さすが現代技術でリブートされただけあって、グンとクオリティーアップ!
ゴリマッチョなタートルズ、妙にリアルなスプリンター先生の造形は最初は好き嫌い分かれそうだが、だんだんと親しみ沸いてくる。
タートルズとスプリンター先生の師弟愛、家族愛は日本人こそグッとくる。
シュレッダーはズルいくらいグレードアップ! 一人だけ「トランスフォーマー」の世界かよ!(笑)
その「トランスフォーマー」のマイケル・ベイがプロデュースしているので、着ぐるみ版とは比べ物にならないほど迫力増し。
雪山カーチェイスは最大の見せ場の一つ。
タートルズVSシュレッダーもパフォーマンス・キャプチャーだからこその躍動感。
スプリンターVSシュレッダーは、そんなシーン無いのに、ヨーダVSベイダー卿に見えてしまった。
また、そのマイケル・ベイ印故、内容が薄っぺらいのはご愛嬌。漫画みたいなギャグ。アノ人が実は悪者なんて、すぐ分かる。
…が、これは「トランスフォーマー ロストエイジ 」のレビューでも書いたが、それでいい!
分かり易く、直球王道と迫力。それがベイさん映画だ!
美人キャスターのエイプリルを、ミーガン・フォックスが好演。
相変わらずケバいが、マイケル・ベイとの不仲説は今や昔、何だか雰囲気がちょっと丸くなったような気がした。
そういや、ウーピー、随分とご無沙汰。
あれ、エイプリルとタートルズ&スプリンターにこんな過去の繋がりあったっけ?とか、
フット軍団にシュレッダーのボスで脳みそみたいなキャラ居なかったけ?とか、
新設定と過去アニメのうろ覚え記憶で混同しつつも、充分楽しませてくれた新タートルズ。
続編も楽しみ!
他の方のレビュー見てても、昔のアニメシリーズ見てた方、やっぱり多かったんだなぁ、と。
DVDレンタルとかされないのかしら??