劇場公開日 2014年8月16日

「【”焦らす女”悪気はないけれど、彼女の周囲の三人の男を翻弄する若き、”可愛いけれど、少し変わっていて、内向的”と男達に言われる”女性と、三人の男達の関係性をコミカルに描いた作品。】」ソニはご機嫌ななめ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”焦らす女”悪気はないけれど、彼女の周囲の三人の男を翻弄する若き、”可愛いけれど、少し変わっていて、内向的”と男達に言われる”女性と、三人の男達の関係性をコミカルに描いた作品。】

2022年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■大学を卒業したばかりのソニ(チョン・ユミ)は、可愛いけれどどこか憎めないキャラクター。
 そんな彼女に気を引かれる大学教授のドンヒョン(キム・サンジュン)、
 元彼・ムンス(イ・ソンギュン)、
 映画監督・ジェハク(チョン・ジェヨン)。
 しかし、ソニは彼らと酒を呑んだりしながらも、キスすらしない。
 そして、彼女をめぐる面白き、四角関係が始まった・・。

◆感想

・大学教授のドンヒョンも、元カレのムンスも、映画監督・ジェハクもソニの印象を語る言葉はおぼ同じである。
ー 可愛らしい。少し変わっている。内向的。聡明・・。幾つかのシチュエーションで、彼らはソニに対しその様に言葉を掛ける。
  だが、ソニは自分に気に入らない事(例えば、大学教授のドンヒョンが書いた推薦場への文句・・。-

<可愛いのだが、自分の気に入らない事があると、相手の男に不満を漏らすソニ。この作品では、嫌みになりがちなソニを、”しょうがないなあ”と思わせるように、映し出している。
 クスクスしたのは、ラスト、ソニに会い来た男三人が公園の橋の上で、鉢合わせするシーンである。
 ホン・サンス監督って、こういう柔らかな感触のコメディ映画も撮るんだなあ・・、と思った作品である。>

NOBU