「主役二人秀逸」ケープタウン にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
主役二人秀逸
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堅物ベテランと、破天荒若者の相棒刑事物とたかをくくって見るとガツンと打ちのめされる。
南アの現状は正直分からない。ニュースで流れる事くらい。しかも日本てはあんまし報道しないでしょ。で、映画内ではギャングが残酷過ぎる。だって人を殺すのに躊躇無いんだもの。しかもそれを淡々と描いてる。全編を通して、この派手な出来事を淡々と描いてるのがズシリと来る。それが南アの現状を表してるのたろうか。
ラスト、フォレストウィテカーが復讐に向かう時も、ショットガンぶっぱなす時も、殴打で留めさす時も躊躇なし。
普通の映画なら少しくらい葛藤を示す表現を入れるっしょ。スゴい。
全エピソード救いなし。
いたたまれない。
フォレストウィテカー相変わらずさすがです。オーランドブルーム、やっとキレイめハンサムからの脱却か?今後に期待。
監督、初めましてですが注目します。
ちなみに、クロロフォルムで人は簡単に気絶しないそうですよ。残念。
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