コンスピレーター 謀略 極限探偵A+のレビュー・感想・評価
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ありそでなかった、私立探偵のバディ•ムービー!
時間の関係で、シリーズ第三作からの鑑賞。…でしたが、十分楽しめました! 主人公の「極限探偵」のいわれは最後までよく分かりませんでしたが、そんなことは問題なし。何より、タイに住む主人公がマレーシアの探偵と出会い、探偵ふたりが一緒に事件を解決していく、という設定が新鮮でした。刑事のバディものはよくありますが、組織に属さない、元来一匹狼であるはずの探偵が手を組む。一筋縄でいかない者同士、駆け引きが小気味よくスリリングです。そして、ユーモアも適度に。いさかいの末に「浮気調査でもやってろ!」の捨てゼリフ、さすが同業、勘どころを抑えてる!と笑ってしまいました。そして、しっかり傷つくニック•チョン…。「エグザイル/絆」はじめ、これまではクールで捉えどころがない、何を考えているが分からない(鹿のように黒目の部分が多い)役柄が多かった彼が、本作ではとぼけたいい味を出しています。灼熱の南国で、探偵っぽさを演出するためなのか、細身スーツで葉巻をスパスパ。そのくせ、汗をかいてる気配なし! さらには、香港映画お約束?の御都合主義な「双子」役もご愛敬。かいがいしく楽しそうに演じていて、思わずクスリとしてしまいました。彼のお陰で、一本立ちだと時にアツ過ぎ、暴走しかねないアーロン•クォックの持ち味も十二分に活かされている、と感じました。 謎とき、アクション、ユーモアのバランスが絶妙。前二つも是非観たいと思わせる快作でした。これだから、香港映画はやめられません!
可もなく不可もないけど華はある
シリーズ3作目まで観ておいてなんだけど、なんとなく格好良さげに撮られた映像に、小汚くしてても男前のアーロンが大活躍するってこと以外には、さして見所はないかなって作品。個人的には江一燕がとても可愛かったから、まったくもって文句はないんだけど。
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