「シリーズ二作目にしてジャンルを飛び越えまくる。」戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊 村山章さんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ二作目にしてジャンルを飛び越えまくる。
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「コワすぎ!」シリーズが二作目にして早くも(フェイク)怪奇現象ドキュメンタリーの体裁をぶっ潰しにきていることに改めて驚く。おそらくシリーズの中でももっともとっちらかった、どこに向かっているのかわからない回であり、定番の心霊スポットからはじまって「あれ?UFO?」というSF的イメージへとたどり着く、いや、どこにたどり着いたのかよくわからない。潔いくらいの投げっぱなしで終わるのだ。なんなんだこれは?と突き放される感覚はもはや「コワすぎ!」の快楽なのだと教えてくれる、シリーズ序盤にして重要回。
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