「「いつもの」ニコラス映画ではないけど」トカレフ スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
「いつもの」ニコラス映画ではないけど
娘を殺された復讐に燃えるニコラス・ケイジって、何かいつもワンパターンなニコラス映画設定だなとは思いつつも、そんなB級なニコラスが嫌いではない私は凝りもせず見た訳ですが、内容はいつものとはちょっと違いましたね。
いい意味でも悪い意味でも衝撃的、いや笑劇か?あの結末にはビックリ仰天、腰抜かしそうになりました(笑)
まあ因果応報と言えばそうかもしれませんが、最後に明かされた真相を見ると、結局何してたの?と思わずにはいられなくなりますよね。
そう言えば確かに序盤娘が殺されたシーンは、違和感たっぷりではあったのですが、ニコラス軍団とロシアマフィアの戦いを見てたらそんなこともすっかり忘れてましたから、見事な脚本と言えば見事、でも・・・ふざけんな(苦笑)
そんな結末を別にすれば、意外と近年のニコラス映画にしてはそこそこの見応え。
娘の死の真相がなかなか見えてこない引っ張りぶりにはヤキモキしつつも、ついつい見入ってしまいましたし、そこそこのアクションもそれなりには堪能させてもらいました。
ただ、ニコラスの衰えが目立ちましたね・・・アクションの切れがなさすぎ、仲間2人のキャラに助けられてなんとか成立した映画だったような気がしました。
まあでも好きなんでね、とにかく頑張れニコラス。
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