「ハーブティーとマドレーヌ」ぼくを探しに odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハーブティーとマドレーヌ
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子供の頃の記憶を呼び覚ます秘密のハーブティーとマドレーヌが出てくるが、本作はまさに奇妙なティストをもった感性をくすぐる映画。散りばめられた音楽シーンや絵本のようなインテリア、阿佐ヶ谷姉妹のような陽気な伯母さんやセラピストもどきの室井 滋似のマダム・プルースト(アンヌ・ル・ニ)、なんと主人公の両親は夫婦プロレスラーと登場人物のキャラクターもユニーク極まりない。
記憶が蘇るラストのくだりはまるでサスペンス、ただ、それまでは淡々と日常描写が繰り返される、私はそんな日常スナップも興味深く愉しめましたが飽きてしまう人もいるでしょうね。
中身はほぼ意味不明と言うかとらえどころがないのだが妙に味のある映画でした。
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