「欲望を削ぎ落とした 自然な感覚の光」トランセンデンス ばかたれさんの映画レビュー(感想・評価)
欲望を削ぎ落とした 自然な感覚の光
機械的な社会の推進と、人間同士の自然な葛藤がクロスする
攻撃する機械に教えられるのは、人間同士の欲望を奪い合うための破壊合戦だということであった。
本心を見えなくしてしまった人間は機械によってボロボロに切り裂かれながら全身で教えられる
自らをズタズタに分解してまで生命というものを知ろうとするエネルギーの交差
木漏れ日は変わりなく優しく、そっとその悶絶を見守る
人間が自らの強欲の空洞な哀れさに気づき、
自然な感覚で愛を出し合う喜びにいつ目覚めるか?
全身で生きていた古代人はシンプルにその存在の動きを伝えてくれているはずだが、そういう基本の喜びに気づかない?
感涙と発汗と血の燃えたぎり・・・
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