ユー・キャン・カウント・オン・ミーのレビュー・感想・評価
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どうってことないのに、なかなかいい
脚本がいいのか、演出がいいのか、ダメな弟とヒステリーのお姉ちゃんの間抜けなお話が何故かとても心に染み入るような作品です。
傑作ではないが、佳作、二人に加えて甥の少年もいい味出してます。
二人とも結構性格に問題ありなのに、撮り方が突き放していない処が惹きつけるんでしょうね。
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頼っていいんだよ。
幼少期に両親を亡くした姉弟のお話。
鑑賞中は、主人公二人にヤキモキしていましたが、見終わった後は「この家族はきっと、もうだいじょうぶ。」そんな安堵の気持ちになりました。
監督が「どんなに大人になったとしても、完璧な人間なんていない。みんな誰しも正解を、持ってはいないんだ。ということを伝えたかった。」と言っていましたが、本当に(良い意味で)そのままの映画でした。
ローラ・リニーとマーク・ラファロとカルキントリオが、これまた相性ばっちりです。
目まぐるしい日常の中で、頼りなくても「頼っていいんだよ。」と、言ってくれる人と言える人がいる喜び。
静かに響く、好きな映画です。
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