アダム・チャップリンのレビュー・感想・評価
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嫌いじゃないですよ。
ゴア描写満載のB級映画でした。
インパクトのある作品ですが、ここまでゴア描写に拘らないで、普通のアクション映画にした方が面白くなったのではないかと思うのですが…。
監督と主演を兼ねたエマニュエル・デ・サンティ、なかなか良い身体をしているので、それを活かしてアクションメインの作品を撮って欲しいですね。
本当の映画ヲタクにしかわからない魅力
監督、脚本、そして主演を務めた
エマニュエル・デ・サンティ
彼は日本の漫画やアニメが大好きで本作は『北斗の拳』のオマージュ作品でもあるのです。
オマージュ作品というだけあって炸裂パンチのシーンは『北斗の拳』のケンシロウそのもの!
全編にわたる残酷シーンも容赦ありません。
B級映画ファンならたまらないです!
監督自ら、音楽や脚本を手がけ、さらには制作指導。
そしてなによりも凄いのが、あの肉体をわざわざボディービルで鍛えて作り上げたなど、
監督の映画愛と日本の漫画やアニメを愛する想いがひしひしと伝わってくる作品です。
筋肉ムキムキ、白目も剥き剥き
監督、脚本、撮影、主演のエマニュエル・デ・サンティが「北斗の拳」好きなのはわかる。
体もかなり鍛え上げてるし、80年代の「悪魔の毒々モンスター」に代表されるトロマ社の作品群を思わせる、チープながらも人体損壊のぐちゃぐちゃ加減は個人的には好みだが、ストーリーが致命的に駄目過ぎる!
契約した悪魔との会話がちょいちょい挿入されるが、これがアート風なだけでつまらなくてテンポを悪くし、中盤から現れる刺客も、尺をとって主人公との対決を煽っておきながら、何も出来ずに瞬殺される尺の無駄使い。
個人的に盛り上がったのは、クライマックスの北斗神拳炸裂シーンのみ。
自主製作に有りがちな、思い入れが強すぎて観客が意味不に陥るオナニー映画。
前評判の高さと、「北斗の拳」が一番好きなマンガで期待値がかなり上がっていたために、落胆度も半端じゃなかったです。
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