「酸っぱい葡萄をしたかったのかな」17歳 √さんの映画レビュー(感想・評価)
酸っぱい葡萄をしたかったのかな
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どうして売春に走ったのか?
色々と解釈はあると思いますが、個人的には酸っぱい葡萄をしたかったのかなと?
マスターベーションするくらい性に元々興味があったんです。
きっと初体験はこの上ない悦びがあるに違いないと期待していたのに、ドイツ人彼氏とのそれは存外につまらなかった。
肩透かしを食らってもやもやした感情をおさめるには、そもそもセックスなんて大したことないと主張する、つまりは酸っぱい葡萄をする必要があったのかなと。
売春は彼女にとってはただの主張なんです。
セックス?それが何か?って言いたいだけ。
だから売春中に感じるわけがない。
大したことないはずのセックスをするために大金を払う大人を小馬鹿にもできて、思春期の彼女にはうってつけの方法に思えてしまった。
友人には処女で通して密かに一歩先ゆく優越感を覚えるし、セックスで悩んでいるならアドバイスだってしちゃう。
だってセックスくらい知ってるもんふふふ。
そんな彼女でも父性に飢えている部分があって、それを少し埋めてくれそうなリピーターを獲得した途端、腹上死されて全部バレてしまった。
バレた所で結局また売春に走る彼女を止めるには、大したことのあるセックスをしてくれる相手に出会うしかないのかなと。
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