「嘘っぽくて話にならない」ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
嘘っぽくて話にならない
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宿主を操る未知の寄生生物のSFはたくさんあるが、他人の記憶を上書きするウィルスと言う設定は新感覚、ただ医学で説明するには常識を逸脱しすぎているので物語自体が嘘っぽくて話にならない。研究所にしてもバイオセーフティレベルを満たしていないでしょ。
天才とかウィルスを持ち出せば無理も通るとか、専門用語を散りばめればそれっぽいとか発想が安易すぎる、その上、登場人物全てに裏があり、多用されるフラッシュバックや辻褄の合わないシーケンスなど映像表現でも混乱に拍車を掛けている。どうも突飛で難解なほど上質なサスペンスと言いたいようだが願い下げです。
泣いたり喚いたりの感情表現が極端すぎるのも韓国風の演出でしょう、これでは西島さんの良いところを消してしまいますね。
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