「まぁよくあるアニメの映画化作品って感じ」劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION Croさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁよくあるアニメの映画化作品って感じ
ある意味ストーリーのある作品の映画化というものが制約と誓約なのだろう。ドラえもんとかクレヨンしんちゃんみたいに何の制限もなしに一からストーリーを作れる訳では無い。原作の設定が破綻しないように作らなければならない訳だから、まぁこんな中身のない物語になってしまうのは正直仕方ないと思う。俺が作ってもこんな出来になると思う
例えば原作自体がGI編終わった直後で、特にストーリーが進展してない!とかだったら割と自由に脚本も書けそうなものだけど
だからそういう制約の中で作られた作品に求めるものって、まぁバトルシーンの作画とか、そのくらいのものである。そういう意味で言えば前評判ほどは悪くは無いなと。めちゃくちゃ評価低いのレビュー見て知ったあとでの視聴だったから、むしろハードルはめっちゃ下がってたと思う
あのレオリオの貴重な戦闘シーン(オオグンタマの貴重な産卵シーン風に)もあるしね。あるって言ってもほんのちょっとだけど。それでもまぁ有難い。今は亡き藤原さんの声が聴けるってだけでも星5あげたいくらいなんだ
あぁでも、ストーリーはほんとにチープでうんちっちだからね。そこは期待しないで見た方がいい。バトル自体も、ハンターハンターの緻密な心理戦や頭を使った戦闘みたいなのはないので、ほんとにハンターハンターのキャラを使っただけのよくあるバトルアニメ映画に成り下がってはいるけど。それはもう仕方ない。監督や脚本家にそこまで求めるのは酷ってものよ。まぁそんくらいクリアして初めて商業と言えると思わなくもないけど
なんかクソしょーもねぇ言葉かけられただけでフツーにネテロの拘束といて、なんか適当にあーだこーだ友情だー!とかやってたら話は終わるけど、まぁそんなのはどうでもいい。ハンターハンター風を楽しめるだけでも、今となっては有難いのだ