「キュンキュンします。」好きっていいなよ。 さくらさんの映画レビュー(感想・評価)
キュンキュンします。
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高校生同士の純愛にキュンキュンします。
いいですよね、ピュアな恋愛。最高です。
ふだんはキュンキュンなんて言葉を安易に使ったりはしないんですが、この映画にはぴったりです。
劇中には、カッコいい同級生・大和に愛されるヒロインへの嫉妬と羨望から意地悪をしたり陰口を流したりする人も登場します。物語によく出てくる脇をかためるキャラクターがいますよね。彼女も典型的なそういうタイプです(恋愛の場合が多いけど、男の人が憧れの人の彼女に嫉妬することとかもあるんだろうな)。劇中ではあるけれど、どうしてその人はそういう役割を演じるんでしょうね。ふしぎです。きっとそういう人の中の脇役魂に火がついて、ついつい脇役を演じたくなってしまうんですね。意地悪が露見して、泣いてヒロインに謝るところ(だったかな?)なんかを見ると根は悪い人ではないことになっています。ふっと、憑き物が落ちたみたいに「自分が主人公になれる物語」を思い出したのかもしれませんね。
とはいえ、ヒロインは友人にも恋人にも恵まれて、そういう意地悪な脇役たちからかばってくれますし(「君に届け」と内容がいくぶんか錯綜しているかもしれません)、大和のやさしさにキュンキュンしっぱなしで終始しますので、ご安心ください。壁ドンやら「本気ちゅーしちゃうぞ」などなどご堪能くださいね。ハッピーエンドの純愛物語です。
同時に「君に届け」もおススメします。こちらも「キュン死」まちがいなしです。にゃん。(註:現在、わたしは村上さんの影響を多大に受けています。村上さんにはたいへん申し訳ないのですが。)
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