「謎だらけで難しい映画」MONSTERZ モンスターズ k_soumaさんの映画レビュー(感想・評価)
謎だらけで難しい映画
クリックして本文を読む
原作「超能力者」という韓国映画。
(偏見かもしれないが)韓国映画だからかストーリー展開が強引というか雑さは否めない。そして謎だらけで随所に理解に苦しむ場面が。
藤原演じる男(配役名前がない)の生い立ちには多少触れているが、ライバルとなる山田演じる田中終一の幼少期についてもう少し丁寧に触れて欲しかった。
木村多江演じる男の母親は、突如石原さとみ演じる叶絵(かなえ)の前に現れたのはなぜ?あのタイミングで死亡した意味は?
松重演じる柴本刑事もホテルでの捜査並びに劇場における男のやりとりで、操られない人間のひとりと思わせながら最後は呆気なく劇場2階席から投身。
そして極めは最後。誰もが死亡と認識された終一が漫画アキラを読んでいたのは何を意味しているのか?
最後まで謎の多い映画。これを紐解いていく事に価値を見出すのもひとつの鑑賞方法という見方もありかも。
またあの手の配役にピタリとハマってしまう藤原竜也、数週間前に公開されたウシジマ社長とはとても同一人物とは思えない今回もその演技力に魅了されてしまった山田孝之。
そこは鉄板で大きく価値を見出す事ができる作品だった。
原作は近日中に見ようと思う。余談だが、斬新なエンドロールはとても見辛い。
コメントする