「不思議な感覚」ハーメルン くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議な感覚
木造の校舎。古い映画館。8ミリ映写機。
これだけでもうゾクゾクします。
廃校の庭の大銀杏の下で珈琲を飲む。
焼きたてのパン。
仲間に入りたい。
こんな場所に色々背負いながらたどり着きたい。
倍賞千恵子が銀杏を拾う姿が何気なくて綺麗。
お祭りの為の演奏。練習はすごく下手だけど、ちゃんと曲になってる。
発掘された欠片に一瞬昔の人の生活に思いをはせたり。
何がどう起こったのか、ハッキリと描かなくてもわかるようになっている。
結末はこう!じゃなくて。
校長先生はわかっていたのかな。
遠い記憶や思い違いや、、色々な事。
ハーメルンに連れて行かれた子ども達と、ずっと残された大人たち。
なんかこう、ジワジワ感じるのは歳のせいだろう。
若いときだったら何コレ?だったかもしれない。
西島秀俊、顎がちょっと割れててトムクルーズに似ている。
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