劇場公開日 2013年8月9日

  • 予告編を見る

「映像美に拍手」トゥ・ザ・ワンダー kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映像美に拍手

2013年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

 映像美に浸るだけでも損はない、という連れの言葉に共感して鑑賞。
 人間は、ひとりでは生きられない、ひとりのつもりでも自分の中からも神が見ている、弱さが人をつなぐ、最愛のわが子なんて嘘っぱち、自分の感情に正直に生きることしかできないのが人間に生まれた宿命か・・・
半世紀くらい生きてきて、どんな映画も咀嚼しやすくなってきたことが喜びです。人生経験積んで、年とるのも悪くはないかな、と。
 モノトーンの満ち潮の砂浜のシーン、美しすぎてブランド広告のようでしたね。そして言葉よりも表情、表情より身体表現は強いです。
 しかし、モチーフとしてのコインランドリー、スイミングプール、列車の旅って、映像的には手垢付きすぎのような気がしました。無数のバッファローとアメリカ娘のシーンは圧巻だったけど。

Kumiko21