コールド・ウォー　香港警察　二つの正義のレビュー・感想・評価

香港警察の次期長官の座を巡って二入の副長官の主導権争いと見せかけて、それに便乗した誘拐犯のポリス・サスペンス。
香港警察のアクション映画「ファイヤー・ストーム」が面白かったので観てみましたがアクションシーンは見劣りするし少なくてがっかり、警察内部の主導権争いなど正直興味ないし、冒頭、街中で爆発騒ぎがあったが花火火薬で負傷者無し、代わりにパトカーが拉致され身代金要求の誘拐事件勃発、よりによって警察官を誘拐するなんてなんて物好きな悪党と思ったら裏がありました。監督・脚本のリョン・ロクマン、 サニー・ルクによれば警察対ギャングの攻防戦は既にありふれているので、当時TVで観たオバマとクリントンの米国の次期大統領選に魅かれてポリティカルなサスペンスに振ってみたそうです。
多少、謎は解けたものの犯人は逃亡中、こともあろうに次期長官の妻子誘拐と続編紹介でThe END。香港では賞をとるほど人気だったようですが、私には今一でした。

　警察の上層部の話で、いけ好かないなと思っていたのだが、みんな気高くびしっとしていて頭がよさそうでかっこよかった。それぞれの立場で懸命にやっていた。

　最初の飲酒運転で派手に事故る男はどうなったのだろう。