「ドンデンデン返し」共謀者 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
ドンデンデン返し
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韓国と中国との渡航船で、臓器密売されてる、という話。
臓器じゃなく一般的な?ヤクとか食品の密輸も多く、
その運び屋のおばちゃん達が結構出てくる。
後半でも出てくるおばちゃんも居るが、役割が不明。
で、臓器密売の話も、最終的にはよく分からなくて、
金を積んでも社会的身分が高くないと移植できない、みたいで、
中国の大病院は切り刻むだけ、とか言われてるから、
この中国ディスは大丈夫かと心配になった。
この様に粗もあるストーリーでしたが、
それを補って余りある、大どんでん返しのドラマに震えました。
臓器摘出し中国の密売人に売る話と、
中国に渡って臓器移植を受けたいという話と、
新婚旅行で中国への船旅に向かう話。
この3つの大筋が見事に絡まっていきます。
ヨンギュは臓器運び屋のチームのリーダーだったが、
今回のターゲットが、先輩の妹チェヒだと気づき、土壇場で回避。
(ここはヨンギュがチェヒを殺したと思ってずっと憤慨してた)
しかし中国に着くと再びチェヒは拐われる。
その黒幕は、なんと夫のサンホだった。
サンホが密売組織にチェヒを売っていた。(マジでムカつきました)
ここからのヨンギュvsサンホは激アツ。
こんなに泣けるタイマンシーンは初めてでした。
ラストは、結局は臓器売買は無くならない、的な感じで、
しかも、生命保険会社ディスも若干入ってるが、
何もかも失ったヨンギュがどうしてるか、の絵が欲しかった。
それにしてもチェヒ役の女優はかわいかった。
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