劇場公開日 2014年3月21日

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「メリハリのないWikipediaの切り貼り」ワン チャンス hartzaさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5メリハリのないWikipediaの切り貼り

2014年3月23日
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笑える

すごくつまらない、退屈ということはありません。
が、いいことも悪いこともけっこうあっさり。大きな絶望もそこから這い上がる努力、その心情も対して描きません。メディアが見つけたちょっといい話を映画という形にしたてた感じ。テレビ番組の再現ドラマの映画版。
ポール・ポッツビジネスの一環として企画され可も不可もない出来のものを大きな熱意もなく無難につくったんだなあというのが、率直な感想です。
見たあと、ご本人のことをよく知らなかったので、スマホで検索。Wikipedia見たら、さっき劇場で見たエピソードがほぼそのまま載ってて苦笑いしました。

作りようによってはもうちょっとよくなったんじゃないかなぁ。主人公、彼女、両親、携帯電話店・店長など役者さんたちはよかったのに。
エピソード削って、もうちょっと心情を丁寧に描いたほうがよかったと思います。
人生逆転話としてのカタルシスが薄い、かといってリアリティーがあるわけでもなく。ギャグも私には緩く感じました。あといじめっこの奴のキャラがあんまりたってない。
有名なオペラの曲と歌はよかったです。なかったら、もっとダメだったでしょうね。

テレビ屋さんの商売にお金だして劇場でみちゃった。

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hartza