ポール・ヴァーホーヴェン トリックのレビュー・感想・評価
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「アキヒト」というの。意味は「輝ける王子」よ。
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映画「ポール・ヴァーホーヴェン トリック」
(ポール・ヴァーホーヴェン監督)から。
映画の冒頭4分だけを公開してその後の脚本を一般公募し、
送られてきた1000以上もの脚本から監督自ら選出したものを
繋ぎあわせて製作という、新しい試みは評価できる。
ただ、その過程を追うドキュメンタリーを併せた2部構成は、
やや説明が長すぎるし、だから、中途半端な作品でも許して、
というメッセージが伝わってきて、残念だった気がする。
そんな制作過程は、作品鑑賞後に観たい人だけが観ればいい、
どんな形であれ、本作だけで評価を受けて欲しいと感じたのは、
私だけではないだろう。
やはり、内容は薄く、サスペンスを多く観ている人には、
最後の「父親を知りたい?」という台詞も予想できてしまうから、
物足りなさのまま、終えてしまった。
この作品を思い出すには、日本にいたはずの元愛人ナジャが、
おなかの子の父親を紹介するシーンかな。
「『アキヒト』というの。意味は『輝ける王子』よ」
名前の紹介の仕方が外国らしいなぁ、という感想。
まぁ、お土産(誕生プレゼント)の「盆栽」に対して、
枝を指で摘まみ持ち上げるシーンも違和感があった。
う~ん、評価は分かれるだろうなぁ。
P.S.
「アキヒト」が、天皇陛下の名前(明仁)と気付くまで、
ちょっと時間がかかってしまいました、面目ないです(汗)。
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