仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Zのレビュー・感想・評価
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ファンにはあまりに酷な内容
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登場ヒーローのバリエーションだけを見れば、ライダー、戦隊、メタルヒーロー、石ノ森ヒーロー、とさ正に東映アベンジャーズ的内容。
新生ギャバンの誕生によって、仮面ライダー、スーパー戦隊だけでなく、「現行」のメタルヒーローまで得た東映ヒーローコンテンツ総動員の作品だ。
しかし、「大戦」なのでバトルをする。尺と登場キャラのバランスが著しく悪い中、見せ場を作らなければならないことはわかるが、バトルへの入り方がおざなり過ぎる。撃にしろ、キングにしろ、まず剣を振るってしまう。これがそもそもの大人としての人間性を削いでいる。
更には一条寺烈に地球を攻撃させる脚本。これまで徐々に築き上げてきたギャバンブランド、宇宙刑事ブランドを無に返す意図の掴めなさ。胸糞が悪くなるだけだった。
また、特に残念だったのはヒーロー総出演のシークエンスのパワーダウン。去年と比べてかなり縮こまった印象。ここのインパクト無しには盛り上がらない。
ゴーカイシルバーの役割は良かったと思う。
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