ハルのレビュー・感想・評価
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短編作品のクオリティはある
ロボットと人間が暮らす時代と言うあらすじから素直に読んでいくと、ああ…そう言う事か?…と一人納得していた。
この展開は似た内容のものが割にあるため、それ程の驚きはないが起承転結を短編で上手く出した方だと思う。
小一時間、小綺麗なアニメで安易に騙されてみたい方にどうぞ…と言いたい。
「アオハライド」の咲坂伊緒キャラ原案の作品
おどろきの真実が待っていました。
「えーっ!?」という結末に頭がこんがらかりながら劇場を後に…
鑑賞後も印象に残る、そして京都の情景が美しく描かれたせつない近未来恋愛ストーリーでした。
ところでキリンがほしいです。
あと製パンの食パンがたまらなくおいしそうでした!
失った恋人そっくりの存在は立ち直るきっかけとなるのか
喧嘩別れをしたまま恋人ハルを飛行機事故で失い、塞ぎ込むくるみ。ヒト型ロボット“Q01(キューイチ)”はハルとなり、くるみの笑顔を取り戻そうとする…。
近未来の京都を舞台にしたラブストーリー。
ロボットとか小物アイテムなどのSF要素を除けば、まんま普通のラブストーリーだ。京都の情緒溢れる雰囲気も良い。
キャラデザインを少女漫画家が担当し、主人公二人は美男美女なので、胸キュンポイントも多々。だけどベタな作りではなく、喪失からの立ち直りを真面目に描いていた。
後半は驚きのどんでん返し。実は…。
冒頭、飛行機事故の知らせを受けたくるみの祖父のショックは、なるほど、辻褄が合う。
失った恋人とそっくりの存在は果たして癒やしになるのか。かえって酷ではないのか。
真実を受け入れる事は余りに辛い。
それでも、立ち直れるきっかけとなるなら…。
画は非常に美しく、声優も今人気の旬の面々。
惜しいと言うか物足りないのは、60分の尺。
せめて90分、もうちょっとじっくり見たかった。
短い…
少女漫画家の咲坂伊緒さんがキャラクターデザインということで、観てきました。
絵や風景やモチーフは、とてもかわいい。最後までそれなりに楽しく観れたのは、これが一番大きいかな、と思います。
そこまではずれではなかったと思うのですが、やはり短い!
もう少し長ければ、もっと京都の風景や雰囲気を生かせたし(舞台は京都でなくても話にさしつかえないけど)、感情移入もしやすかったし、なによりあのオチにも、もう少し納得がいったのではないかな、と思った(びっくりしたけど笑)。
もっとゆったりと、多少眠くなるくらいのペースで、そのあとにこの展開なら許せたかなあ。
できればこのオチに納得して感動したかったのに、残念。
それでも娯楽性はそこそこあるので、気になる方は観にいってみてよいと思います!
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