捨てがたき人々のレビュー・感想・評価
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観賞後の安堵感
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大森演じる”狸穴(まみあな)勇介”は、生きている意味を見出す事ができず、人生に堕落しきったクズ野郎。
きっと女性はこんな男に共感することはできないんでしょうね。けど男は誰しも自分の中に”勇介”が存在していて必ず誰もが一度はここに陥る。人生に堕落し、生きている意味を見出せず、でも性欲だけは強く、毎日SEXのことばかり考えていて。物語ではその結果腹ませてしまい我が子の誕生で命の重さを認識していく。その変貌していく姿も見所ではなかろうか。
鑑賞直後は正直虚しさが残った。でも時間がたったらなんとなく、勇介に対して男の代表だ!と安堵感というかほっとしている気持ちも出てきた。
あと見逃してならないのが濡れ場シーン。
三輪ひとみ、内田慈、美保純、どなたもエロくてとても素敵でした。三輪のエロボディ、内田の喘ぎ声、美保のベテランっぷり。この映画の見逃せないシーンの一つだと思います。
「やっぱり男ってこれか」とお思いでしょうが・・・
そうです。やっぱり自分はいつまでたってもクズ野郎です。
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